曲ヶ谷から川苔山 


標高
川苔山 1,363.3m
山域
奥多摩
登山日
2019年6月25日(火)、曇り一時晴れ
歩程
行動時間 7:50、歩行時間 6:20
歩行距離
8.6km
標高差
705m
累積標高差
+1005m、-1005m
登山口
日ノ出ICから28kmmapon
交通機関
 自家用車・大丹波林道駐車スペース
登山コース
大丹波林道駐車スペース~曲ヶ谷入り口~赤杭尾根分岐~川苔山~横ヶ谷平~獅子口小屋跡~大丹波林道終点~大丹波林道駐車スペース
コースmap
川苔山

 

 コースタイム


大丹波林道駐車スペース8:15~曲ヶ谷入り口8:50~760m付近9:10/15~850m付近9:45/50~910m付近10:25/35~赤杭尾根分岐12:10/40~曲ヶ谷北峰12:55~川苔山13:10/35~曲ヶ谷北峰13:45~横ヶ谷平14:00~獅子口小屋跡14:40/45~大丹波林道終点15:35~大丹波林道800m付近15:50/16:00~大丹波林道駐車スペース16:25

 

 大丹波林道駐車スペース~曲ヶ谷入り口~赤杭尾根分岐~川苔山


山の会の山行は曲ヶ谷から川苔山へと登る沢沿いのコースです。この破線の道は最近の案内図などには記載されていない道です。しかしヤマレコなどはこれを利用する山行記が散見されます。橋などの整備が行われているため歩き易くなっているようです。

百軒茶屋の先はダートな大丹波林道、しばらく走ると大丹波川へと下る道標が現れます。道標の脇には川苔山周辺の案内図やボランティアによる森林整備の案内板が建っていました。

大丹波林道から大丹波川へ
大丹波川沿いの道
新しい木橋が架かっている
新しい木橋

緑色に包まれた登山道は大丹波川を渡り返しながら曲ヶ谷の分岐へ向かいます。手摺が付いた真新しい木橋も架かっています。雨で木橋が流出したようで踏み石を頼りに渡渉するところもありました。

流出した木橋
細い丸木橋で川を渡り
手摺の付いた木橋
曲ヶ谷の入り口

目立たない道標が曲ヶ谷の入り口、ここからは沢沿いの登りが始まります。苔むした橋を渡ると瀬音を聞きながらの登りです。岩っぽいところや谷側が切れ落ちたところもあります。木橋は最近整備されたようで新しい木橋も幾つか、中には滑りやすい折れた木橋もあります。

苔むした木橋を渡り
瀬音を聞きながら沢沿いの登り
小さな沢に木橋が架かっています
苔むした木の階段

数日前からの雨水で水量が増しているところもあり、渡渉では靴を濡らしてしまいそうなところもありました。やがて稜線の先に青空が見え始めてくると沢を離れ左手の山肌を登って行くようになります。ジグザグを切りながら樹林帯の中を登る道は標高差で250mほど、きつい登りに額からは大粒の汗が噴き出してきました。

木橋を頼りに沢を渡り
滑りやすい折れた木橋
小さな滝の傍を登り
なおも続く木橋
小さくなった沢を渡渉
ジグザグを繰り返しながら山肌を登り

たどり着いた赤杭尾根の分岐で昼食です。ここから急坂を登ると曲ヶ谷北峰、明るい川苔山へと続く尾根道を進むと百尋ノ滝から登ってくる道を合わせる東の肩です。さらに小さく登ると広く開けた川苔山の山頂にたどり着きました。

夏雲に覆われた空の下には笙ノ岩山の稜線、その先には芋木ノドッケから続く長沢背稜の稜線、雲の中に雲取山の頂が見え隠れしているようですが山座同定も今一つです。

緑の中を赤久奈尾根へ
赤杭尾根の分岐で昼食
曲ヶ谷北峰への登り
山頂直下の登り
山頂に川苔山周辺の案内板
山頂から眺める奥多摩の山々

山頂には埼玉の中年女性だけのパーティ、ヨコスズ尾根から一杯水を超えやってきた健脚のハイカーもいました。帰りは鳩ノ巣駅へと下って行く人が多いようです。

 川苔山~横ヶ谷平~獅子口小屋跡~大丹波林道終点~大丹波林道駐車スペース


山頂で展望を楽しんだのち獅子口小屋跡から大丹波林道へ下ることにします。曇りがちな空の下、鳴き始めた蝉の声を聴きながら明るい尾根道を緩やかに下って行きます。

明るい稜線を下って
なだらかな稜線歩き
道標に導かれ山肌を巻き
横ヶ谷平から獅子口小屋跡へ

1286mのピークを巻くように樹林帯の中を進むと程なく横ヶ谷平です。ここからは右手の樹林帯を下って行くことになります。道標には「木橋流出 渡渉を要す」と書かれていました。少し不安になりながら急な坂道を下って行きます。

苔むしたワサビ田の石垣
木橋を渡り
獅子口小屋跡
樹林帯の中を下って行きます

やがて沢にたどり着くと苔むしたワサビ田の石垣です。さらに緑の樹林帯の中を進むと獅子口小屋跡にたどり着きました。ここは岩の下から清水が湧くところとか、踊平からの道は崩壊しているため通行止めのロープが張られていました。

獅子口小屋跡からは沢沿いの道を下って行きます。何度か沢を渡ることになりますが真新しい木橋が架かっています。やがてワサビ田の脇を通り抜けしばらく下ると百軒茶屋・川井駅へと書かれた道標です。直進するふみ跡は大丹波林道へ、道標にも小さく黒い矢印が書かれています。

整備された木橋
ワサビ田の傍を通り
右手の道は大丹波川沿いを下る道
大丹波林道の終点に出ました

ふみ跡をしばらく進むと大丹波林道の終点です。舗装されていない道をしばらく下ると崩壊した土砂が道を覆い、右手が沢に向かって切れているところがありました。ズルズル滑りそうで思わず足にも力が入ってしまいそうなところでした。

山肌が大きく崩壊しているところを超え
林道を下って行くと駐車スペースへ

崩壊地を超えると緩やかな林道歩きです。右手の梢の先には登って行った曲ヶ谷、川苔山は送電鉄塔の先になるのでしょうが山頂は見えていませんでした。

 

 コース GPSmap


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