東高尾山稜・草戸山~小さなアップダウンが続く低山ハイク~ 


標高
初沢山 343.0m、草戸山 364m
山域
中央線沿線
登山日
2017年1月14日(土)、晴れ
歩程
行動時間 5:55、歩行時間 4:15
歩行距離
9.5km
標高差
194m
累積標高差
+585m、-585m
登山口
圏央道高井山ICから3kmmapon
交通機関
 高尾駅
登山コース
高尾駅南口~初沢山~草戸峠~草戸山~草戸峠~四辻~金比羅宮~高尾駅南口
コースmap
草戸山

 

山行の記録

 コースタイム

高尾駅南口8:25~高尾天神8:40/45~初沢山9:00/05~No37鉄塔10:00/05~八方台10:20~草戸山10:45/12:00~拓大分岐12:20~四辻13:15/20~金比羅宮14:20/25~高尾駅14:50

 

 高尾駅南口~初沢山~八方台~草戸山

今年一番の寒波で日本海側や東北では激しい雪、関東北部でも雪が積もると言います。山の会の仲間と高川山の山行を予定していましたが予定を変更して東高尾山稜の草戸山へのお雑煮とお汁粉山行にしました。

集合は高尾駅の南口です。登山口は大きな仏塔が建つみころも霊園の側から始めります。急な石段を登ると大きな菅原道真像が見下ろす高尾天神にたどり着きました。

高尾駅南口
高尾みころも霊堂の仏塔
高尾天神の石段
見上げる菅原道真像

ここから冬枯れの雑木林を緩やかに登って行きます。たどり着いた小さな頂は初沢山です。山頂からは蛭ヶ岳から姫次、黍殻山など丹沢の山が白い雪を被っていました。

現地の案内板によるとこの頂は室町時代の山城があったところ、室町末期から鎌倉初めにかけこの地に勢力を得ていた横山氏の庶流、椚田氏の末裔の山城とか、山頂周辺には堀切跡も残っているようです。

高尾天神の社
初沢城の山頂
初沢山から眺める丹沢の稜線
一度住宅地に降ります

登山道は給水塔の脇から住宅地の中に下って行きます。ここから拓殖大西尾根コースと呼ばれる雑木林の道を登って行くことになりますが登り口は公園の植え込みの側、小さな道標があるだけで判り難いところでした。

左手に拓殖大学のグランドが見え隠れする道は電気柵の脇をゆるやかに登って行きます。No37の送電塔の下を越えわずかに登ると八方台の私製山頂標識がある小さなコブの上です。

八方台の先は東高尾山稜コースの道を合わせる拓大分岐です。ネット上ではこの分岐も草戸峠と記述しているものも多いようです。

公園に小さな道標が
雑木林の中の道を進むと送電塔
八方台の山頂に三角点
東屋が建つ草戸山

しばらく登ると道標に草戸峠と書かれたコブです。ここからは大地沢へと下る道が分かれているようです。

小さく下り登り返すと東屋が建つ草戸山です。目の前には城山湖の湖面を見下ろすことができるところで城山湖方面から登ってくる人や南高尾山稜を縦走してくる人も多いようです。

草戸山の山頂でお雑煮
お汁粉もあります

少し寒いようですがベンチに腰を下ろしお雑煮とお汁粉にしました。気温はかなり下がっているようでコッヘルはなかなか熱くなりませんでした。今日のような天候では寒冷地用のガスカートリッジが必要なようです。

 草戸山~四辻~金比羅宮~高尾駅

草戸山からは四辻を目指して下ることになります。

拓大分岐からは東高尾山稜コースを四辻へと下って行きます。思いのほかアップダウンの多いところで重くなったお腹には少し疲れるところです。

草戸峠
四辻を目指して下ります
四辻の先に展望が開ける伐採地
新宿のビル街の先にスカイツリー

四辻で高尾山口方面に下る道を右に分けます。小さく登った稜線は伐採で視界が開け新宿のビル群の先にスカイツリーが見えています。左手には佐野周辺の大平山などの低い稜線、切れ落ちた岩峰は東日本大震災ののち崩壊したという岩舟山のようです。

小さなアップダウンを繰り返した登山道は初沢の住宅地へ、ここから暗い林の中を登ると浅川金比羅宮の石鳥居です。急な石段を登って行くと狭い境内に金比羅宮の神殿が建っています。地元の氏神のようで境内の掲示板には「浅川こんぴらだより」と題された案内も張られていました。

住宅地の脇を通り抜け
金比羅宮の石段
急な石段を登り
小さな境内に金比羅宮の神殿

落ち葉が降る積もる急な参道を下って行きます。たどり着いた参道の入り口は浅川中学の側です。

参道は巻道を下り
金比羅宮参道の入り口

300mほどの低い尾根歩きでしたが小さなアップダウンも多く思いのほか歩きごたえのあるコースでした。高尾駅へは住宅地の舗装道路を20分ほどの道程でした。

 

 コース GPSmap

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その他のコース・山行記録
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