軍畑駅8:55~榎峠9:20/30~雷電山10:10/15~辛垣城跡11:40~三方山先のベンチ11:45/12:30~物見櫓東屋13:20/40~青梅駅14:45
山の会の仲間との山行は青梅丘陵の軽いハイキングです。雷電山から永山公園へと続く整備されたハイキングコースはトレランのコースとしても知られているようで、4月5日には青梅丘陵トレールランが実施されると言います。30kmコースは永山公園から高水山の往復、15kmコースは永山公園から栗平往復で実施されるようです。
青梅快速で戦畑駅へ。駅前は高水三山へと向かうたくさんのハイカーで賑わっています。駅前から軍畑の集落の中を緩やかに登って行きます。高水山へ道を左に分けしばらく登ると榎峠です。
ここからは雷電山へとの登る杉林の急坂が始まります。木の階段などが整備されていますがなかなかきつい登りです。たどり着いた雷電山は奥武蔵方面の視界が開けていますが白く濁った空の下からは展望を期待することはできません。
雷電山からはアップダウンの少ない尾根道が続いています。しばらく歩くと辛垣城への分岐です。杉林の中の急坂を登って行くと平将門の子孫、三田氏が築いたと言う辛垣山にたどり着きました。
上杉謙信の関東侵攻において三田綱秀は上杉軍に参列し反北条に立ちました。上杉軍が春日山に戻ったのち、北条氏照に攻められた辛垣城は落城します。山麓の戦畑は激しい戦いが行われたところと言います。
南側の急な坂道は主郭の虎口でしょうか。主郭跡に建つ説明版では辛垣城の歴史が語られていました。450年も昔の歴史の一コマがこの周辺に繰り広げられていたようです。
辛垣城から急な坂道を下るとふたたび良く整備されたハイキングコースが続いています。このコースはハイカーよりもトレランの派手なウェアを着込んだ若者の数が多いようです。
小さなピークを越えさらに進むと三方山です。展望が効かない山頂には三角点がありました。三方山の少し先には展望が開けた小さなコブがあります。今日はここで昼食です。リーダーが用意してくれた白菜スープはクリームシチュー仕立て、紙パックの牛乳が味を引き立ててくれます。