青梅丘陵~良く整備された青梅のハイキングコース~ 


標高
雷電山 494m、三沢山 454.3
山域
奥多摩
登山日
2015年3月21日(土)、曇り
歩程
合計4:30
歩行距離
10.5km
標高差
242m
累積標高差
+645m、-689m
登山口
JR青梅線軍畑駅mapon
交通機関
 往路:JR青梅線軍畑駅、 復路:JR青梅線青梅駅
登山コース
戦畑駅~雷電山~辛垣城跡~三方山~永山公園~青梅駅
コースmap
青梅丘陵

 

山行の記録

 コースタイム

軍畑駅8:55-榎峠9:20/30-雷電山10:10/15-辛垣城跡11:40-三方山先のベンチ11:45/12:30-物見櫓東屋13:20/40-青梅駅14:45

 

 戦畑駅~雷電山~辛垣城(からかいじょう)跡

山の会の仲間との山行は青梅丘陵の軽いハイキングです。雷電山から永山公園へと続く整備されたハイキングコースはトレランのコースとしても知られているようで、4月5日には青梅丘陵トレールランが実施されると言います。30kmコースは永山公園から高水山の往復、15kmコースは永山公園から栗平往復で実施されるようです。

青梅快速で戦畑駅へ。駅前は高水三山へと向かうたくさんのハイカーで賑わっています。駅前から軍畑の集落の中を緩やかに登って行きます。高水山へ道を左に分けしばらく登ると榎峠です。

駅前から軍畑の集落の中を緩やかに登って行きます。高水山へ道を左に分けしばらく登ると榎峠です。

戦畑の駅前はたくさんの人
榎峠の登山口
杉林の中の急な登り
雷電山の山頂

ここからは雷電山へとの登る杉林の急坂が始まります。木の階段などが整備されていますがなかなかきつい登りです。たどり着いた雷電山は奥武蔵方面の視界が開けていますが白く濁った空の下からは展望を期待することはできません。

雷電山からはアップダウンの少ない尾根道が続いています。しばらく歩くと辛垣城への分岐です。杉林の中の急坂を登って行くと平将門の子孫、三田氏が築いたと言う辛垣山にたどり着きました。

辛垣城への分岐
辛垣城の空掘か
辛垣山の急な登り
辛垣山の道標

上杉謙信の関東侵攻において三田綱秀は上杉軍に参列し反北条に立ちました。上杉軍が春日山に戻ったのち、北条氏照に攻められた辛垣城は落城します。山麓の戦畑は激しい戦いが行われたところと言います。

山頂直下に大きな岩
辛垣城の案内板
竪堀跡か
急坂は南側の虎口

南側の急な坂道は主郭の虎口でしょうか。主郭跡に建つ説明版では辛垣城の歴史が語られていました。450年も昔の歴史の一コマがこの周辺に繰り広げられていたようです。

 辛垣城(からかいじょう)跡~三方山(石神入山)~物見櫓~青梅駅

辛垣城から急な坂道を下るとふたたび良く整備されたハイキングコースが続いています。このコースはハイカーよりもトレランの派手なウェアを着込んだ若者の数が多いようです。

小さなピークを越えさらに進むと三方山です。展望が効かない山頂には三角点がありました。三方山の少し先には展望が開けた小さなコブがあります。今日はここで昼食です。リーダーが用意してくれた白菜スープはクリームシチュー仕立て、紙パックの牛乳が味を引き立ててくれます。

二俣駅への分岐
トレランのカップル
杉林の中をたどり
三方山の山頂に三角点
昼食に白菜スープ
企業の森の植林

食事ののちは再び緩やかなハイキングコース歩きです。小さなピークの道標にはマジックインクで青梅中央アルプス(裏銀座)と書かれていました。最近地元の人が作った手作りのコースのようですがまだまだマイナーなふみ跡の道のようです。

しばらく歩くと登山道は車も通れそうな広い道を歩くようになります。右手の小さなコブは辛垣城の物見櫓があったところとか。東屋の前からは青梅の街並みの先に八王子の丘陵が広がっています。そこは北条氏の山城の一つ滝山城があるところです。

晴れていれば日光の山も見えるとか
道標には青梅中央アルプス
青梅丘陵ハイキングコースの案内板
物見櫓からの展望

遊歩道のような道は右手に青梅の街並みを眺めながら永山公園を目指します。途中には太陽整髪教団と言う新興宗教が建てた大きな塔がそびえていました。

梅岩寺へ下る道を右に分けしばらく進むと永山公園の大きな野球場です。ボールを追いかける子供たちの歓声が聞こえています。

物見櫓の案内板
太陽整髪教団の天寿塔
梅岩寺への分岐に仏像
たどり着いた青梅駅

蒸気機関車がある青梅鉄道公園から坂道を下ると目指す青梅駅は目の前です。公園には早いカンザクラがピンクの花を付けていました。

 

 コース GPSmap

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その他のコース・山行記録
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