唐沢山・諏訪岳~佐野の郊外に連なる小さな頂~ 


標高
諏訪岳323.7m(栃木百名山) 、唐沢山241m(栃木百名山)
山域
上州・北関東
登山日
2013年1月11日(金)、晴れ、1℃
歩程
合計4:25
歩行距離
8.7km
標高差
253m
累積標高差
+688m、-688m
登山口
梅林公園mapon
交通機関
 東北道佐野藤岡ICから8km
登山コース
梅林公園-諏訪岳-唐沢山(唐沢神社)-梅林公園
コースmap
唐沢山・諏訪岳

 

 

山行の記録

 コースタイム

梅林公園(10:50)-0h30m-227m峰(11:20/35)-0h45m-稜線分岐(12:20)-0h25m-京路戸峠12:45/50-0h25m-諏訪岳(13:15/14:00 昼食)-1h15m-290.3m峰(15:15)-0h35m-唐沢神社(15:50/16:00)-0h30m-梅園公園(16:30)

 

 梅林公園~諏訪岳

佐野郊外の小さく連なる稜線の上には関東七名城の一つに数えられる唐沢山城址があります。唐沢山城は平時代の末期、平将門の乱を鎮圧した藤原秀郷が築いたと伝えられる山城です。戦国時代には相模の北条氏、越後の上杉氏の2大勢力に挟まれ、幾度も抗争の舞台となったところと言います。

現在は唐沢神社が祀られた唐沢山から諏訪岳へと続く稜線は関東ふれあいの道として整備され、高い山が雪に包まれるこの時期は冬枯れの稜線をたどる軽いハイキングコースとしてネットなどにも紹介されています。

冬の日を浴びる梅園公園
アカマツ林の山道を登り始めます

佐野市街を通り抜け唐沢神社へと登って行く道を右に折れると畑の中に梅園公園の駐車場があります。まだ芽ぶきも始まらない公園の駐車場にはハイキングに訪れたのか数台の車が停まっていました。

松林の中を登って行く登山道は倒木が道を塞ぐ荒れた道で、関東ふれあいの道から外ていることもあり利用する人も多くないようです。ひと登りすると227mのピークを目指す急な登りが始まります。しばらく雨が降っていない登山道は枯れ葉が道を多い、思いのほか滑りやすい登りです。登山道には岩舟町が設置した図根点や宮標石があります。この付近もまた古い御用林だったのでしょう。

倒木が道をふさぐ荒れた道
227mのピークに宮標石
荒れた道が続きます
赤松の稜線をたどり

たどり着いた227mのピークからは小さなコブを拾いながら関東ふれあいの道か通る稜線を目指すことにします。右手には東北道を挟み晃石山や馬不入山の頂が青空の下に大きな稜線を広げていました。

たどり着いた関東ふれあいの道が通る稜線で道を右に、ここからは良く整備された道が始まります。木の階段が設けられた小さなコブを越え、240m峰を巻きながら下って行くと京路戸峠です。暗い林の中の峠にはベンチが置かれていました。

東北道を挟み晃石山と馬不入山
関東ふれあいに道にたどり着きました
明るい関東ふれあいの道
雑木林の先に諏訪岳

村桧神社へと向かう明るい雑木林を緩やかに登って行くと諏訪岳への分岐点、ここからは急な登り返しが始まります。

細くなった稜線を登って行くと左手の視界が開け、目の前には男体山や女峰山から奥白根山、皇海山、袈裟丸山、さらには赤城山や浅間山など、まさに北関東の山々を一望するパノラマが広がっています。浅間山の前に連なる頂は浅間隠山と榛名山、この2つの山塊が真近に連なって見えるのも珍しいものです。

暗い京路戸峠
諏訪岳への分岐点

山名表示 ※クリックすると山名を表示・非表示します。
稜線から眺める日光の山々(Windows liveで作成)
諏訪岳の手前に広がる北関東の展望
諏訪山山頂への急坂
諏訪岳からの展望
諏訪山の山頂標識

息を弾ませながらたどり着いた山頂は目の前の木が伐採され広い展望が開けるところです。すでに気温も上がっているようで幾分白く霞んだ空の下に赤城山などの稜線が広がっていました。

 コース GPSmap

 クリックするとGPSLogをダウンロードします。

 

その他のコース・山行記録
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