鶴ヶ鳥屋山~中央線沿線の静かな稜線~ 


標高
鶴ヶ鳥屋山(つるがとややま・つるがとやさん) 1374.4m
山域
中央線沿線
登山日
2012年10月13日(土) 晴れ、24度
歩程
登り3:10、下り2:45、合計5:55
歩行距離
10.4km
標高差
762m
累積標高差
+945m、-1,087m
登山口
登山口:笹子駅、下山口:初狩駅mapon
交通機関
 JR中央本線笹子駅
登山コース
笹子駅-鶴ヶ鳥屋山-初狩駅
コースmap
鶴ヶ鳥屋山(Google Earth)

 

山行の記録

 コースタイム詳細

笹子駅前9:10-(0h40m)-二股9:50/10:00-(0h40m)-鉄塔10:40-(0h15m)-林道黒野田線10:55/11:00-(0h30m)-稜線分岐11:30/35-(1h05m)-鶴ヶ鳥屋山山頂12:40/13:10-(1h00m)-林道黒野田線14:10/25-(1h15m)-近ヶ坂橋15:40/45-(0h30m)-初狩駅16:15

 

 高峰温泉駐車場~水ノ登山~篭ノ登山

山の会の2班班山行は鶴ヶ鳥屋山です。珍しい呼び名のこの山は本社ヶ丸から続く稜線上の頂きの一つで、特に目立たない山は訪れる人の少ない静かな山歩きを楽しめるところです。

中央線の笹子駅前で身支度をしたのち駅の裏手から杉木立の暗い林道を登り始めます。このコースは20年ほど前に一度訪れたところですが往時の記憶は全くありません。

笹子駅の駅前
車坂峠の案内板
林道の終点から登山道が始まります
幾つかの渡渉を繰り返して

林道の終点からは暗い杉林の中の登山道が始まります。舟橋沢と呼ばれる暗い沢に沿って登って行く登山道は小さな渡渉を繰り返して行きます。水量もあまり多くなく靴を濡らす心配もなさそうな渡渉です。

沢をつめると登山道は左手の急斜面から稜線へと登るようになります。雑木林の中をジグザグを切りながら登って行く登山道は思いのほか急な登りです。

やがて登山道は黒野田線と呼ばれる林道を越えることになります。この林道は東京電力東山梨変電所の近くから都留の宝鉱山へと続いている林道です。

急な斜面を登り尾根へ
送電線の下を越えて行きます
林道黒野田線を越えて
稜線の分岐点

林道からも雑木林の中を緩やかに登って行きます。登山道の花もすっかり秋の花に代わり紫色のカントウヨメナ、黄色いアワゴガネギクのほかタカオヒゴダイなども咲いています。やがて登山道は本社ヶ丸から下ってくる稜線にたどり着きました。

ここからは明るい雑木林の尾根歩きが始まります。途中には北岳や鳳凰三山、三ツ峠山の先に富士山も見渡すことのできるところもありました。

登山道から眺める南アルプス
三ツ峠の上に富士山
小さなアップダウンを繰り返します
鶴ヶ鳥屋山の山頂

幾つかのアップダウンを繰り返すと鶴ヶ鳥屋山の山頂、三角点と山頂標識が立つ広場と言った目立たない山頂です。展望は期待できないようで木立の間から滝子山の頂きが見え隠れしているだけです。

山頂に腰を下ろして昼食です。山頂にいた中年の夫婦連れはキノコに詳しいようで、登山道で採ったきのこ汁で昼食の最中。少し食べさせてもらいましたがなかなか美味しかったです。

 鶴ヶ鳥屋山~初狩駅

鶴ヶ鳥屋山からは初狩駅に下ることにします。明るい雑木林を下る道は思いのほか急な下りです。途中ふたたび黒野田林道を横切ることになります。その先に展望の良いところがあると言うことで足を延ばしてみましたが御正体山や二十六夜山、目の前には都留のゴルフ場が見えるだけでした。

山頂を後に初狩駅へ
雑木林の急な下り
ふたたび林道を横切り
近ヶ坂橋への分岐点

しばらく下ったところが唐沢橋への道を分ける分岐点です。我々は比較的道が整備されていると言う近ヶ坂橋へと下ることにしました。アカマツなどの林の中を下って行く登山道にはたくさんのキノコが顔を出しています。山頂で出会った夫婦連れに教えてもらったところハナイグチとか、北海道でもお馴染みなラクヨウと同じ種類のようですが見分けは難しいものです。

登山道にはたくさんのキノコ
林道にたどり着きました
都留と初狩を結ぶ舗装道路
初狩駅に到着

やがて登山道は沢に下り近ヶ坂橋にたどり着きました。ここからは初狩駅への舗装道路歩きです。目の前には工事が始まったリニア新幹線の高架橋がそびえていました。

 

 コース GPSmap

 クリックするとGPSLogをダウンロードします。

 

その他のコース・山行記録
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