十二ヶ岳・毛無山~富士山を眺めながら登る岩峰~ 


標高
毛無山1,500.1m、十二ヶ岳1,683.3m
山域
富士山周辺
登山日
2010年11月16日(火)
歩程
合計 6:00
歩行距離
6.4km
標高差
756m
累積標高差
+817m、-817m
登山口
文化洞トンネル駐車場mapon
交通機関
 中央道河口湖ICから12
登山コース
文化洞トンネル-毛無山-十二ヶ岳-文化洞トンネル
コースmap
毛無山・十二ヶ岳 登山コース

 

山行の記録

 コースタイム詳細

文化洞トンネル-(1h10m)-長浜分岐-(0h35m)-毛無山山頂-(0h40m)-六ヶ岳-(1h10m)-十二ヶ岳山頂直下(14:00/05)-(0h15m)-十二ヶ岳山頂-(0h45m)-1400m付近 -(0h40m)-分岐-(0h45m)-文化洞トンネル

 

 文化洞トンネル~毛無山

富士山を取り巻くように点在する5つの湖には、その湖畔を取り巻くように富士山を展望する山々が続いています。西湖の湖畔にそびえる十二ヶ岳もそのような山の一つで、明るい稜線の上に続く12のコブを越えて行く登山道は御坂山地の険路の一つとしても知られています。

トンネル脇から枯れ葉を踏み締めながら稜線を登る登山道が始まります。ガイドブックにも紹介されていましたが登山口の上には古い文化洞トンネルがあります。すでに使われなくなったトンネルでコンクリートで入り口が閉鎖されていました。

途中で三角点をGetしたのち、明るくなった尾根道に汗を流すと徐々に視界が開けてきます。振り返ると頭を雲に隠した大きな富士山、昨日の雨が雪になっていたようで5合目付近までが真っ白く雪化粧をしています。

文化洞トンネル脇に登山口があります
古い文化洞トンネル
登山道わきに石仏があります
枯れ葉を踏み締めながら雑木林の道を
長浜への分岐点
展望が開けると大きな富士山

ひと登りした頂が毛無山です。目の前が開けた頂からは富士山を取り巻くように河口湖や西湖の湖面が寒そうな水をたたえていました。

 毛無山~十二ヶ岳

ここからは十二ヶ岳への稜線歩きが始まります。一ヶ岳、ニヶ岳と小さなコブが続いています。固定ロープも張られていますが、思いのほか変化に富んだアップダウンの連続に小さなスリルも楽しむことができます。

山頂直下は展望が開けるところ
毛無山山頂には三角点
十二ヶ岳への縦走路が始まります
灌木に覆われた稜線
三ヶ岳の山頂
稜線から眺める十二ヶ岳
固定ロープが張られた岩場
六ヶ岳の山頂

六ヶ岳を越えた登山道で昼食をとったのち、小さなアップダウンを繰り返すと十一ヶ岳にたどり着きました。ここからはこのコース一番の難所である十二ヶ岳直下の鞍部へと下って行きます。固定ロープを頼りに急坂を下るとガイドブックにも紹介されているアルミのつり橋がありました。あまり高度はないものの揺れるつり橋は歩きにくいものです。

ここからは十二ヶ岳への急坂が始まります。固定ロープや鎖を頼りにひと汗を流すと山頂直下の岩場です。振り返ると低くなった十一ヶ岳の頂と急な岩場、その先に河口湖の湖面が光っていました。

八ヶ岳の山頂
十ヶ岳への登り
十一ヶ岳の山頂
鞍部へと急坂を下って行きます
鞍部にはアルミのつり橋
十二ヶ岳への急登り
十二ヶ岳への急登り
十二ヶ岳への急登り
振り返る十一ヶ岳
たどり着いた十二ヶ岳
十二ヶ岳から眺める富士山と西湖
十二ヶ岳の山頂には石祠
十二ヶ岳の山頂からは富士山

十二ヶ岳の山頂には小さな社が二つ。目の前には大きな富士山と逆光に光る西湖。残念ながら富士山の頂は薄い雲に覆われていました。

 毛無山~十二ヶ岳

帰路は直接西湖への道を下ることにします。岩場などはないもののかなり急な下りでした。

西湖への分岐点
西湖へと下る急坂
雑木林の尾根道を下ります
旧根場の通学路がありました

霞んだ空の下からはすっきりと聳える富士山は望めなかったものの、変化に富んだ山行を楽しむことができました。

その他のコース・山行記録
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