笠のぎ稲荷神社 


 寺社の種類:旧村社
 創建の時期:天慶年間(938~947年)
 本殿の形式:-
 所在地:神奈川県横浜市神奈川区東神奈川二丁目9番1号
 訪問日:2021年12月11日

 

社前を通行する者の笠が自然に脱げ落ちるということから笠脱稲荷大明神と呼ばれたと伝えられます。社地が鉄道敷設用地となり、明治2年に当地へ遷座、明治17年村社に列格していました。

京成電鉄の線路を渡ると石鳥居
境内に由緒書き
境内に拝殿
拝殿に神額
拝殿の内部
境内摂社
境内摂社
有形文化財の板碑
板碑の案内板

境内には横浜市の有形文化財に指定された板碑があります。かつて稲荷山の山麓にあったものをこの地に移設しました。

 

 宇迦御魂命・宇迦之御魂神・倉稲魂命(うかのみたまのみこと)

古事記、日本書記に登場する神です。須佐之男命と神大市比売の子です。農耕の神、商工業の神、商売繁盛の神としても信仰されていて全国の稲荷神社で祀られています。

 

 明治天皇(めいじてんのう)

第122天皇(在位:1867年1月9日~1868年9月8日)孝明天皇の第2皇子。1867年(慶応3)践祚し王政復古の大号令を発す。廃藩置県後は明治新政府の中央集権化政策の最高の権力者とされ近代天皇制が確立。京都府京都市伏見区桃山町古城山の伏見桃山陵。

 

 日本武尊・倭建命(やまとたけるのみこと)

日本の古代史における伝承上の英雄。景行天皇の皇子です。気性が激しいため天皇に敬遠され、九州の熊襲(くまそ)や東国の蝦夷(えぞ)の討伐に遣わされたといわれています。風土記なども含めてさまざまな伝説が残っています。

 

 素戔嗚尊・須佐之男命(すさのうのみこと)

日本神話に登場する神で出雲神話の祖神とされています。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)の子で天照大神の弟とされています。

高天ヶ原で多くの乱暴を行ったことで天照大神が怒り天の岩戸にこもり、高天ヶ原から追放されました。出雲に下り八岐大蛇を退治し奇稲田姫命(くしなだひめ)を救ったとされています。

 

 

 景行天皇(けいこうてんのう)、大足彦忍代別尊(おおたらしひこおしろわけのみこと)

第12代天皇(在位:71年7月11日~130年11月7日 )垂仁天皇の第三皇子。都は大和の纏向日代宮(まきむくのひしろのみや)。熊襲くまそを征討し、皇子の日本武尊(やまとたけるのみこと)を派遣して蝦夷を平定したという。陵墓は奈良県天理市渋谷町の山辺道上陵。

 

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