住吉神社 


 寺社の種類:旧県社、別表神社
 創建の時期:明治元年(1868年)
 本殿の形式:住吉造
 所在地:北海道小樽市住ノ江2-5-1
 訪問日:2020年10月21日

 

住吉神社は主に住吉三神を祀る神社で全国に約600社あるとされています。小樽はかつて北海道の商業港として栄えていましたが現在は過疎化が進んでいるようです。参道には小樽を築きあげた先人たちの想いの案内がありました。

参道に県社の石柱
参道に石鳥居
小樽を築いた先人の案内
杉木立の参道
古い石灯篭
古い社務所

元治元年(1864)、ヲタルナイ、タカシマの総鎮守として、住吉大神を勧請するすべく箱館奉行所に出願がなされました。明治元年(1868年)社地の造成が間に合わなかったため厳島神社に仮奉斎して鎮座祭が行われました。明治14年(1881年)現在地に社殿を造営、明治39年(1906年)県社に昇格したと言います。

包丁塚
赤い奉納鳥居
石段の上に拝殿
御手水場
朱塗りの拝殿
拝殿の内部
天井にご神燈
拝殿から見下ろす参道

境内の長い石段を登って行くと昭和46年に改築された朱塗りの拝殿があります。

 

 住吉三神(すみよしさんじん)

神話に登場する神様、底筒男命(そこつつのおのみこと)、中筒男命(なかつつのおのみこと)、表筒男命(うわつつのおのみこと)の3神の総称です。海上交通安全の神様として崇拝されています。大坂の住江(住之江)の豪族の氏神だったとされています。

 

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