元明天皇の慶雲5年(708年)秩父で産出した和銅(自然銅)が朝廷に献上されました。天皇はこれを喜び慶雲を和銅に改元、我が国初の流通貨幣である和同開珎が鋳造されました。
朝廷は勅使を使わし祝山(はうりやま)に神籬を建て、自然銅を御神体として金山彦命を祀りました。社伝によると聖神社の創建は和銅元年2月、祝祭が終わったのち祝山から現在の地に移されたと言います。産出された和銅石と朝廷から下賜された蜈蚣(百足)が御神体として祀られています。
和銅開珎ゆかりの神社であることから銭神様とよばれ、金運上昇や宝くじ祈願、ビジネス開運のご利益があるとされています。
高麗神社、宝登山神社、秩父神社、今宮神社とともに秩父五社に一つに数えられツアーなどたくさんの参拝者が訪れるところです。