弘法山観世音 


 寺社の種類:真言宗智山派の寺院
 創建の時期:-
 本尊:観音菩薩
 札所:武蔵越生七福神弁財天、入比板東三十三所観音霊場21番
 所在地:埼玉県入間郡越生町成瀬287
 訪問日:2019年3月2日

 

弘法山は、山頂に諏訪神社、中腹に観音堂、山麓に見正寺があり全山に信仰対象となっています。

参道に仁王像
大きな岩の下に宝塔
 

江戸期には高房山妙見寺があったものの明治維新後に廃寺となり観音堂が残されました。本尊の観音菩薩は弘法大師の作とされています。安産子育ての観音様として参詣者が絶えません。乳房をかたどった縫いぐるみを奉納する習俗はとしても知られています。

境内中央には武蔵越生七福神の弁財天が祀られた弁天堂があります。

関連記録・コース

 真言宗智山派(しんごんしゅうちざんは)

真言宗の新義真言の一派。宗祖覚鑁(かくばん)は真言宗の教義に念仏を加味し、高野山の大伝法院にあって布教に努めた。その教勢が高野本山をしのいだため紛争を生じ1140年円明寺を開いて分立した。

 

 真言宗(しんごんしゅう)

弘法大師空海(774~835)が唐で学んだ密教を教義に平安初期に開いた。大日如来を教主とし、身口意(しんくい)三密の加持力で即身成仏(じょうぶつ)させるのを本旨とする。

 

TAG:大高取山 2019.3.2
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