琴平神社(武州・柿生琴平社) 


 寺社の種類:神社
 創建の時期:元亀元年(1570年)以前
 本殿の様式:-
 所在地:神奈川県川崎市麻生区王禅寺東5丁目46番
 訪問日:2018年1月8日

 

王禅寺村の名主志村文之丞が文政9年(1826)に讃岐の金刀比羅宮の分霊を勧請し、神明社と合祀して琴平神社としたと言います。

儀式殿の赤い鳥居
参道の狛犬
御手水舎
儀式殿

社殿は車道を挟んで儀式殿と本殿とに分かれる珍しい神社です。真っ赤な鳥居をくぐると初詣の参拝客で賑わう拝殿がありました。その傍では巫女さんがお正月の鏑矢や神札を授与していました。

初詣は儀式殿
巫女さんが鏑矢やお札を
恵比須さんと大黒さん
琴平銭洗弁財天の石碑
銭洗弁財天の社
境内に琴平神社の縁起

参道の奥には銭洗弁財天が祀られています。弁財天は川の神様、その姿は琵琶を持っていることから芸能の神様としても信仰されています。また名前に財が付くことから金運増財の神様として崇拝されています。

本殿へは車道を挟んだ急な石段を登って行くことになります。本殿は平成19年に放火で焼失、現在の本殿は平成23年に再建された新しい建物です。

本殿には急な石段を登って
本殿は石段を登った台地の上
御手水舎
参道に狛犬
幔幕をめぐらせた拝殿
琴平神社の神額

 

関連記録・コース

 天照大神、天照大御神(あまてらすおおかみ)大日女尊(おおひるめのみこと)・大日霊貴神(おおひるめのむちのかみ)

日本神話で高天原(たかまがはら)の主神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の娘。太陽神であり皇室の祖神として伊勢神宮の内宮に祭られています。

素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴に天の岩戸にこもり国中が暗闇になったという岩戸神話や孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を葦原中国に降臨させた天孫降臨の神話が知られています。

 

 大物主命(おおものぬしのみこと)

大和の三輪山に鎮座する神で大神神社の祭神。大国主(おおくにぬしの)神の異名とも言います。国津神の代表的存在で国譲り後たくさんの国津神をひきいて皇孫を守ったなどおおくの説話を持つ神です。蛇の姿をしており農業の守護神でもある。

 

 伊弉諾尊・伊邪那岐命(いざなぎのみこと)

古事記に登場する神、伊弉冉尊(いざなみのみこと)とともに天つ神の命でおのころ島をつくって天降り、国生みと神生みを行った男神です。

黄泉国(よもつくに)の汚穢(けがれ)を禊(みそぎ)した際に、天照大神(あまてらすおおみかみ)、月読尊(つきよみのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)などの神が生まれました。

 

 素戔嗚尊・須佐之男命(すさのうのみこと)

日本神話に登場する神で出雲神話の祖神とされています。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)の子で天照大神の弟とされています。

高天ヶ原で多くの乱暴を行ったことで天照大神が怒り天の岩戸にこもり、高天ヶ原から追放されました。出雲に下り八岐大蛇を退治し奇稲田姫命(くしなだひめ)を救ったとされています。

 

 邇邇芸命・瓊瓊杵尊・瓊々杵尊・彦火瓊瓊杵・火瓊瓊杵(にぎにぎのみこと)・天津彦彦火瓊瓊杵尊(あまつひこひこほのににぎのみこと)

日本神話に登場する神様。天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫。天忍穂耳尊(あまのおしほみみのみこと)の子。天照大神の命で葦原の中つ国を統治するため、高天原から高千穂峰に天降ったとされる。木花開耶姫(このはなのさくやびめ)を妻とし、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)を生んだ。

 

 大国主命(おおくにぬしのみこと)大己貴命・大穴牟遅神(おおなむちのみこと)

出雲神話の神。素戔嗚尊(すさのおのみこと)の子または孫です。少彦名神(すくなびこなのかみ)とともに、中つ国の経営を行っましたが、天照大神(あまてらすおおみかみ)の使者が来ると国土を献上してみずからは隠退しました。

大黒天と同一視されるようにもなりました。因幡(いなば)の白兎の神話は唱歌にも歌われています。

 

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