横尾山慈恩寺 


 寺社の種類:真言宗豊山派の寺院
 創建の時期:‐
 本尊:十一面観音
 札所:奥多摩新四国霊場八十八ヶ所19番
 所在地:東京都青梅市御岳本町350
 訪問日:2017年10月26日

 

御嶽駅の裏手にある真言宗の寺院です。石段を登るとコンクリート造りの本堂が建っています。境内に案内板などもなく創建時期など詳細は判りませんでした。

苔むした石段の上に本堂
石段にはお地蔵さん
コンクリ―津造りの本堂
本堂の内部

広い本堂の内部には仏壇が祀られています。近郷の葬儀などが行われるのか本堂の中は広々としていました。

関連記録・コース

 真言宗豊山派(しんごんしゅうふざんは)

真言宗の新義真言の一派。総本山は奈良桜井市の長谷寺。真言宗智山派と同じく覚鑁(かくばん)を開祖とする。織田信長のため根来寺を追われた専誉(せんよ)が一派を形成した。

 

 真言宗智山派(しんごんしゅうちざんは)

真言宗の新義真言の一派。宗祖覚鑁(かくばん)は真言宗の教義に念仏を加味し、高野山の大伝法院にあって布教に努めた。その教勢が高野本山をしのいだため紛争を生じ1140年円明寺を開いて分立した。

 

 覚鑁(かくばん)・興教大師

平安後期の真言宗の僧(1095~1144年)高野山に大伝法院、密厳院などを建立し、金剛峰寺とともに座主を兼ねたが一山の反対にあい根来に移った。新義真言宗の開祖、伝法院流の祖。

 

 専誉(せんよ)

真言宗豊山派の祖。紀伊根来寺の玄誉(げんよ)、頼玄(らいげん)に師事。天正13年豊臣秀吉の根来攻めにあい高野山にのがれる。15年豊臣秀長にまねかれ大和長谷寺にはいりった。

 

TAG:高水三山 2017.10.26
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