電電神社(板倉雷電神社) 


 寺社の種類:旧郷社
 創建の時期:(伝)推古天皇6年(598年)
 主祭神:火雷大神、大雷大神、別雷大神
 本殿の様式:-
 所在地:群馬県邑楽郡板倉町板倉2334
 訪問日:2017年8月17日

 

関東地方の雷電神社、雷電社の事実上の総本社格とされている神社です。水戸市の別雷皇太神、つくば市の金村別雷神社と並ぶ関東三雷神の一社とされています。

参道には数件の茶屋がお店を出しています。名物は近くの沼でとれるなまず料理とか、店先に出ていた幟はうなぎとなっていました。

道を挟んで雷電神社の社務所
境内に弁財天
県指定重要文化財の案内板
境内に福禄寿
参道にはうなぎ屋さん
石段の上から振り返る門前町

石段の上には重要文化財に指定された拝殿があります。軒や柱には精緻な彫刻が施されています。

石段の上に拝殿
雷電神社の由緒書き
石段の上に狛犬
拝殿には精緻な彫刻
拝殿には精緻な彫刻
瑞垣の中に本殿
瑞垣の中に本殿
極彩色の彫刻で飾られる本殿
本殿の彫刻
奥宮

瑞垣の中は極彩色の彫刻で飾られた本殿、左甚五郎の流れをくむ石原常八(いしはらつねはち)作の彫刻が施されていると言います。

奥宮
摂社・天満宮、金刀比羅宮、稲荷神社
目の守護神の西の神馬
八幡宮稲荷神社
彫刻で飾られる本殿
境内に雷童子

本殿の奥にあるのが奥宮、室町時代の二間社入母屋造りで国の重要文化財に指定されています。

関連記録・コース

 火雷大神(ほのいかづちのおおかみ)・雷神(いかづちのかみ)・八の雷神(やくさのいかづちのかみ)

黄泉の国で伊弉冉命の体から生まれた八柱の雷神、頭から生じたのが大雷、胸に生じたのが火雷、腹に生じたのが黒雷、股に生じたのが析雷、左手に生じたのが若(わき)雷、右手に生じたのが土雷、左足に生じたのが鳴雷、右足に生じたのが伏雷だとなされています。雷のあとには雨が降ることから水の神として恵みをもたらす神とされています。

 

 別雷神(わけいかずちのかみ)

賀茂別雷神社の祭神。大山咋神(おおやまくいのかみ)と玉依(たまより)姫の間の子。大山咋神が丹塗矢となって流れ玉依姫がそれを拾って懐妊したと伝える。

 

 伊弉冉尊・伊邪那美命(いざなみのみこと)

古事記に登場する神で、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と結婚し、国生みと神生みを行った女神。火神を生んで死に黄泉国(よもつくに)を支配する黄泉大神となりました。

 

 大山咋神(おおやまくいのかみ)

大年神(おおとしかみ)と天知迦流美豆比売(あまちかるみずひめ)との間に生まれた神で、須佐之男命(すさのうのみこと)の孫にあたります。松尾さまの愛称で全国的に崇められる酒づくりの神です。

 

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