長久山本行寺 


 寺社の種類:日蓮宗の寺院
 創建の時期:大永6年(1526年)、太田資高が建立
 本尊:-
 所在地:東京都荒川区西日暮里3丁目1-3
 訪問日:2016年11月25日

 

荒川区の西日暮里にある日蓮宗の寺院です。太田道灌の孫の太田資高が大永6年(1526年)に江戸城内平河口に建立し、江戸時代に神田、谷中を経て、宝永6年(1709年)に現在の地に移転しました。

本行寺の山門
本行寺の案内板

景勝の地であったことから月見寺とも呼ばれたお寺です。

 日蓮宗(にちれんしゅう)

仏教の一宗派。鎌倉時代に日蓮が開いた。法華経を所依(しょえ)とし南無妙法蓮華経の題目を唱える実践を重んじ、折伏(しゃくぶく)・摂受(しょうじゅ)の二門を立て、現実における仏国土建設をめざす。

 

 太田道灌(おおたどうかん)

1432~1486年、室町中期の武将。上杉定正の執事となり江戸城を築城。山内上杉家の内紛を鎮圧したが、かえって扇谷上杉家の勢力増大を恐れた山内上杉顕定(あきさだ)方の讒言により、主君定正のため謀殺された。兵法に長じ、和漢の学問や和歌にもすぐれた。

 

 日蓮(にちれん)・立正大師

鎌倉時代の僧。日蓮宗の開祖。安房小湊の漁師の子という。17歳ころから鎌倉・比叡山などで11年間修行研鑽し、法華経こそ至高の経典であるとの確信を得、1253年故郷の清澄山頂で題目を高唱して開宗した。

 

 上杉定正(うえすぎさだまさ)

1443~1494年、戦国時代の武将。扇谷上杉持朝の子。太田道灌を登用して勢威があがったが、山内上杉顕定の中傷によって道灌を暗殺。顕定との交戦中、陣中で没した。

 

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