磯部八幡宮はもともと源氏の氏神です。創建時期は明らかでないが延文元年(1356年)以前にはすでに旧磯部村の鎮守としてこの地で民衆の信仰を集めていたと見られています。
境内には三社神、金刀比羅神社、山神宮、疱瘡神、稲荷社などが祀られています。かつての八幡宮の別当寺に安置されていた不動明王像は相模原市の重要文化財に指定されています。
日本で信仰される神で、清和源氏、桓武平氏など全国の武家から弓矢八幡として崇敬を集めました。誉田別命(ほんだわけのみこと)とも呼ばれ、応神天皇と同一とされます。
また早くから神仏習合がなり、八幡大菩薩(はちまんだいぼさつ)として神宮寺が祀られました。