帝釈天堂 


 寺社の種類:仏堂
 創建の時期:-
 本尊:-
 所在地:神奈川県横浜市保土ケ谷区保土ケ谷町3丁目183
 訪問日:2015年5月28日

 

旧東海道の保土ヶ谷の元町橋近くに帝釈天堂があります。小路から石段を登って行くと石の鳥居、その先に小さなお堂がありました。

石段を登ると帝釈天堂
境内に南無阿弥陀仏の石碑
境内の御手水場
帝釈天王の扁額
帝釈天の掛け軸の前に庚申塚
歴史の道元町橋跡の道標

境内には南妙法蓮華経の石碑、お堂の中には庚申塚が祀られています。

 庚申塔(こうしんとう)、庚申塚(こうしんづか)

庚申待ち供養塔、主神として青面金剛のほか猿田彦大神帝釈天大日如来像が彫られるもの、庚申塔、青面金剛、猿田彦大神などの文字が彫られるものがある。

三猿や鶏、邪鬼、日月などが併せて彫られることが多い。

 

 青面金剛(しゅうめんこんごう)

密教で鬼病を流行させる鬼神。日本では庚申信仰に取り入れられ、庚申待まちの本尊となる。 体は青色で二本、四本または六本の腕があり、弓矢宝剣を握り、頭髪はさか立ち体に蛇をまとい足に鬼を踏んでいる。

 

 猿田彦神(さるたひこのかみ)

日本神話に登場する神。天孫降臨に登場する神で、天照大神に遣わされた瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を道案内した国津神です。伊勢国五十鈴川のほとりに鎮座したとされ、中世には庚申信仰や道祖神と結びつきました。

 

 帝釈天(たいしゃくてん)

仏教の守護神。インドのベーダ神話のインドラ神が仏教に取り入れられたもの。十二天の一で東方を守る。須弥山頂の?利天(とうりてん)の主で喜見城に住む。

 

 大日如来(だいにちにょらい)

真言密教の教主。諸仏、諸菩薩の根元をなす理智体で宇宙の実相を仏格化した根本仏とされる。智徳の表現が金剛界大日、理徳の表現が胎蔵界大日とされ、天台宗では大日如来と釈迦如来は法身、応身で同体とし、真言宗では釈迦如来は顕教の教主とみて異体とする。

 

 訪問者数 今月:4件
 Back