愛宕神社 


 寺社の種類:旧府社、別表神社
 創建の時期:大宝年間(701年-704年)
 主祭神:(本殿)伊弉冉尊(いざなぎのみこと)埴山姫神(はにやまひめのかみ)・天熊人命(あめのくまひとのみこと)・稚産霊神(わくむすひのかみ)・豊受姫命(とようけひめのみこと)、(若宮)雷神・迦遇槌命(かぐつちのみこと)・破无神(はむしのかみ)
 社殿の様式:-
 所在地:京都府京都市右京区嵯峨愛宕町1
 訪問日:2009年12月25日

 

愛宕神社は愛宕山の山頂にある神社で全国900社の愛宕神社の総本社です。古くから火伏せ、防火に霊験のある神社として知られています。

冷たそうな水が流れる清滝川の脇に愛宕神社の表参道の入り口があります。大きな駐車場に車を停め、愛宕神社に向かうことにします。

愛宕神社の入り口
表参道の二ノ鳥居

二ノ鳥居の先からはケーブル跡を見ることができます。戦前はケーブルカーが運航されていましたが戦争が激化した昭和19年廃止され、レールなどは戦時供出されたと言います。今はケーブル跡が林の中に続いているだけです。

愛宕山ケーブルのケーブル跡
参道わきに小さな祠

参道の脇には石像や石柱が祀られています。その謂れが紹介された案内板を眺めながら石段が続く参道を登って行きました。

参道わきには燧之社が祀られています。石仏の傍には丁目石もありました。

参道わきの燧之社
参道わきの石仏

30丁目には東屋が建つ休憩所があります。一息入れるにはちょうど良いところです。

25丁目の茶屋跡
30丁目には五合目休息所の東屋

登りが緩やかになった所に大きな杉の木、その根元近くには大杉神社が祀られていました。ここからは杉並木の中を7合目休憩所に向かいます。

大杉神社
7合目休憩所
7合目休憩所からの展望
花売り場

7合目休憩所にも東屋があります。ここは展望が開けるところで、かわらけ投げが行われていたところです。

7合目休憩所を超えると水尾からの道を合わせる水尾分かれ、その先にはシキミを売っている花売り場がありました。

さらに暗い杉の林を登って行くと黒門です。ここには愛宕講の案内も張り出されていました。

杉木立の中に黒門
鳥居を過ぎると社務所前には石灯篭が続きます

愛宕山は天狗の住む山、日本には八大天狗が住むと言います。その第1位がこの愛宕山に住む太郎坊天狗。山門前には太郎坊化身岩と呼ばれる神岩がありました。

このほか大天狗の住む山は近江比良山の次郎坊、信濃戸隠の飯縄三郎、鞍馬の僧正坊、熊野大峯の前鬼・後鬼、山陰の大山伯耆坊、四国は白峰相模坊、九州の彦山豊前坊。何れの山も山岳信仰の歴史を色濃く残す山です。

鳥居の先には太郎坊化身岩と呼ばれる神岩
急な階段を登ると愛宕神社の拝殿

急な石段を登ると愛宕山の拝殿です。本殿の脇には参拝記念の石碑が建っています。中には千回、三千回と参拝登山を繰り返した人もいるようです。

愛宕神社の拝殿
愛宕神社の奥宮
愛宕神社下にも朱塗りの社
愛宕神社の境内

 

関連記録・コース

 伊弉諾尊・伊邪那岐命(いざなぎのみこと)

古事記に登場する神、伊弉冉尊(いざなみのみこと)とともに天つ神の命でおのころ島をつくって天降り、国生みと神生みを行った男神です。

黄泉国(よもつくに)の汚穢(けがれ)を禊(みそぎ)した際に、天照大神(あまてらすおおみかみ)、月読尊(つきよみのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)などの神が生まれました。

 

 埴山姫神(はにやまひめ)

日本神話に登場する神様。伊耶那美命(いざなみのみこと)迦具土神(かぐつちのかみ)を生んだ際、女陰を火傷し苦しみながら出した糞から生まれた神。土の神として、農業や土木業界関係者から崇敬を集めています。

 

 豊受大神(とようけおおかみ)・豊宇気毘売神(とようけひめ)・豊受大御神(とようけのおおみかみ)

食物の神さまとして天照大御神の御饌の神として伊勢神宮に下宮に祀られる神様です。

 

 迦具土神(かぐつちのかみ)・火之迦具土神(ほのかぐつちのかみ)火産霊神(ほむすびのかみ)

古事記に登場する神で、伊邪那岐尊伊邪那美命によって生み出された最後の神です。出産時に伊邪那美命の陰部に火傷ができ、これがもとで伊邪那美命は死んでしまいます。怒った伊弉冉尊は十拳剣天之尾羽張(あめのおはばり)で殺してしまします。

迦具土神の血や死体からは多くの神が生まれました。

 

 伊弉冉尊・伊邪那美命(いざなみのみこと)

古事記に登場する神で、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と結婚し、国生みと神生みを行った女神。火神を生んで死に黄泉国(よもつくに)を支配する黄泉大神となりました。

 

 伊弉冉尊・伊邪那美命(いざなみのみこと)

古事記に登場する神で、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と結婚し、国生みと神生みを行った女神。火神を生んで死に黄泉国(よもつくに)を支配する黄泉大神となりました。

 

 迦具土神(かぐつちのかみ)・火之迦具土神(ほのかぐつちのかみ)火産霊神(ほむすびのかみ)

古事記に登場する神で、伊邪那岐尊伊邪那美命によって生み出された最後の神です。出産時に伊邪那美命の陰部に火傷ができ、これがもとで伊邪那美命は死んでしまいます。怒った伊弉冉尊は十拳剣天之尾羽張(あめのおはばり)で殺してしまします。

迦具土神の血や死体からは多くの神が生まれました。

 

 天照大神、天照大御神(あまてらすおおかみ)大日女尊(おおひるめのみこと)・大日霊貴神(おおひるめのむちのかみ)

日本神話で高天原(たかまがはら)の主神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の娘。太陽神であり皇室の祖神として伊勢神宮の内宮に祭られています。

素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴に天の岩戸にこもり国中が暗闇になったという岩戸神話や孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を葦原中国に降臨させた天孫降臨の神話が知られています。

 

 伊弉諾尊・伊邪那岐命(いざなぎのみこと)

古事記に登場する神、伊弉冉尊(いざなみのみこと)とともに天つ神の命でおのころ島をつくって天降り、国生みと神生みを行った男神です。

黄泉国(よもつくに)の汚穢(けがれ)を禊(みそぎ)した際に、天照大神(あまてらすおおみかみ)、月読尊(つきよみのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)などの神が生まれました。

 

 伊弉冉尊・伊邪那美命(いざなみのみこと)

古事記に登場する神で、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と結婚し、国生みと神生みを行った女神。火神を生んで死に黄泉国(よもつくに)を支配する黄泉大神となりました。

 

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