大和神社(おおやまとじんじゃ) 


 寺社の種類:神社、内社(名神大)・二十二社・官幣大社・別表神社
 創建の時期:崇神天皇12年
 主祭神:日本大国魂大神、八千戈大神、御年大神
 社殿の様式:春日造
 所在地:奈良県天理市新泉町星山306
 訪問日:2009年2月21日

 

日本大国魂大神を祀る古い神社です。遣唐使が唐に渡るとき交通の安全を祈願したとも伝えられるところです。また戦前は名前が同じことから戦艦大和の守護神となっていました。

大和神社
拝殿の先には本殿が見えます

広い杉林の参道を進むと幾つかの摂社が立ち並んでいます。大きな拝殿その奥に本殿が見えます。

大和神社の案内板
赤い奉納幟がはためくたかおおかみ神社

大和神社の左手には赤い奉納幟がたなびく高おかみ神社がありました。

 日本大国魂神・倭大国魂神(やまとのおおくにたまのかみ)

日本書紀の崇神天皇6年の条に登場する神様。この神の出自は明らかでないが大国主神と同神とする説、大和国の地主神とする説がある。

 

 春日造(かすがづくり)

神社本殿の建築形式の一つ。切妻造の妻入りで正面に片流れの庇が接続する。春日大社本殿に代表され近畿地方にこの形式が多い。

 

 日本大国魂神・倭大国魂神(やまとのおおくにたまのかみ)

日本書紀の崇神天皇6年の条に登場する神様。この神の出自は明らかでないが大国主神と同神とする説、大和国の地主神とする説がある。

 

 淤加美神・おかみ神(おかみのかみ)・高おかみ神(たかおかみのかみ)

神話の登場する神様、伊邪那岐神迦具土神を斬り殺した際に生まれたとしている。罔象女神(みつはのめのかみ)とともに、日本における代表的な水の神である。古事記では淤加美神、日本書紀ではおかみの神と呼ばれる。

 

 大国主命(おおくにぬしのみこと)大己貴命・大穴牟遅神(おおなむちのみこと)

出雲神話の神。素戔嗚尊(すさのおのみこと)の子または孫です。少彦名神(すくなびこなのかみ)とともに、中つ国の経営を行っましたが、天照大神(あまてらすおおみかみ)の使者が来ると国土を献上してみずからは隠退しました。

大黒天と同一視されるようにもなりました。因幡(いなば)の白兎の神話は唱歌にも歌われています。

 

 大国主命(おおくにぬしのみこと)大己貴命・大穴牟遅神(おおなむちのみこと)

出雲神話の神。素戔嗚尊(すさのおのみこと)の子または孫です。少彦名神(すくなびこなのかみ)とともに、中つ国の経営を行っましたが、天照大神(あまてらすおおみかみ)の使者が来ると国土を献上してみずからは隠退しました。

大黒天と同一視されるようにもなりました。因幡(いなば)の白兎の神話は唱歌にも歌われています。

 

 伊弉諾尊・伊邪那岐命(いざなぎのみこと)

古事記に登場する神、伊弉冉尊(いざなみのみこと)とともに天つ神の命でおのころ島をつくって天降り、国生みと神生みを行った男神です。

黄泉国(よもつくに)の汚穢(けがれ)を禊(みそぎ)した際に、天照大神(あまてらすおおみかみ)、月読尊(つきよみのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)などの神が生まれました。

 

 迦具土神(かぐつちのかみ)・火之迦具土神(ほのかぐつちのかみ)火産霊神(ほむすびのかみ)

古事記に登場する神で、伊邪那岐尊、伊邪那美命によって生み出された最後の神です。出産時に伊邪那美命の陰部に火傷ができ、これがもとで伊邪那美命は死んでしまいます。怒った伊弉冉尊は十拳剣天之尾羽張(あめのおはばり)で殺してしまします。

迦具土神の血や死体からは多くの神が生まれました。

 

 罔象女神(みずはのめのかみ)

日本神話に登場する神様。伊奘冉尊(いざなみのみこと)が火神を生んで病んだとき、その尿より生まれた。水の神として祀られる。

 

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