平等院鳳凰堂 


 寺社の種類:宗派に属さない単立の仏教寺院
 創建の時期:永承7年(1052年)、開基:藤原頼通、明尊(開山)
 本尊:阿弥陀如来
 所在地:京都府宇治市宇治蓮華116
 訪問日:2008年5月2日

 

平安時代初期の左大臣源融(みなもとのとおる)の別荘跡を、藤原道長の子である藤原頼道が寺に改め、平等院と名付けて極楽浄土を現出させようとしたお寺です。

阿字池(あじがいけ)の中島に建てられた鳳凰堂は十円硬貨でお馴染みです。

平等院の鳳凰堂
平等院の鳳凰堂
平等院の鳳凰堂
平等院の鳳凰堂

この時期平等院の境内にはフジが咲いていました。

平等院の鳳凰堂
平等院の鳳凰堂

 阿弥陀如来(あみだにょらい)

大乗仏教の仏。西方の極楽浄土の教主で生あるものすべてをすくう仏様。念仏により浄土に往生できるという阿弥陀信仰が鎌倉時代にさかんになり、浄土宗浄土真宗時宗などの浄土教宗派が成立した。

阿弥陀如来像は質素な形で如来の通相と呼ばれる姿をしています。小指を除く三指と親指で輪にした九品来迎印(くぼんらいごういん)を結んでいるのが特徴です。

 

 浄土宗(じょうどしゅう)

法然上人を宗祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の聖典とするが、観無量寿経を重視して専修念仏によって極楽浄土への往生を宗旨とする。総本山は京都の知恩院。

 

 浄土真宗(じょうどしんしゅう)

法然上人の弟子の親鸞上人を開祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の経典とするが、特に無量寿経により阿弥陀仏の本願の信心を重視し、称名念仏は仏恩報謝の行であるとするのを宗旨とする。門徒宗、一向宗とも呼ばれます。

 

 時宗(じしゅう)遊行宗(ゆぎょうしゅう)

日本仏教の一宗派。念仏系の宗派で1276年一遍(いっぺん)が開いた。阿弥陀経を根本経典とし経中の臨命終時の言葉を宗の名とした。

 

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