法養寺薬師堂(目薬師) 


 寺社の種類:真言宗智山派のお寺
 創建の時期:室町時代末期
 本尊:薬師如来
 所在地:埼玉県秩父郡小鹿野両神薄
 訪問日:2008年3月11日

 

法養寺薬師堂は室町時代末期の建立の古刹、目薬寺としても知られところです。阿吽の扁額を掲げる山門には仁王像が安置されています。

法養寺の仁王門
阿吽の扁額が掲げられています
正面に大きな薬師堂
古い薬師堂

参道の奥には古い薬師堂があります。目のご利益があるとしてたくさんの絵馬が奉納されていました。これをめめ絵馬と言うようです。

たくさんのめめ絵馬
千羽鶴も奉納されています
関連記録・コース

 真言宗智山派(しんごんしゅうちざんは)

真言宗の新義真言の一派。宗祖覚鑁(かくばん)は真言宗の教義に念仏を加味し、高野山の大伝法院にあって布教に努めた。その教勢が高野本山をしのいだため紛争を生じ1140年円明寺を開いて分立した。

 

 薬師如来・薬師瑠璃光如来(やくしにょらい)

東方浄瑠璃世界の教主。人々の病患を救うとともに悟りに導くことを誓った仏で医薬の仏として信仰される。右手に施無畏印(せむいいん)を結び、左手に薬壺(やっこ)を持つ。脇侍に日光菩薩と月光菩薩、眷属として十二神将が配される。

 

 真言宗(しんごんしゅう)

弘法大師空海(774~835)が唐で学んだ密教を教義に平安初期に開いた。大日如来を教主とし、身口意(しんくい)三密の加持力で即身成仏(じょうぶつ)させるのを本旨とする。

 

TAG:2008年3月11日 四阿屋山
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