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あの頂を越えて

山行記録

~山頂からの展望、出会った花などの記録~

あの頂を越えて

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~山行記録:山頂の展望、出会った花~

 博士山~切り立った頂が目を引く展望の頂~ 


標高
博士山(はかせやま)1,482.0m
山域
東北
登山日
2012年10月22日(月) 晴れ、9度
歩行時間
登り2:05、下り2:20、合計4:25
歩行距離
6.5km
標高差
708m
累積標高差
+860m、-860m
登山口
道海泣き尾根登山口mapon
交通機関
 磐越道会津坂下ICから29km
登山コース
道海泣き尾根登山口~尾根分岐~博士山~尾根分岐~大谷滝尾根登山口~道海泣き尾根登山口
コースmap
博士山登山コース   
博士山登山コース
GPSをクリックするとGPSLogをダウンロード、表示をクリックすると山行コースを表示します。
緯度: 経度:
Panorama

南会津の博士山は珍しい名前の山です。博士山は「佩(は)かせ」の意味で神々が太刀を佩いて峰伝いに通ったことに由来するとか、稜線上の1442mの頂も社峰(やしろみね)と呼ばれ、御神楽岳に祀られていた伊佐須美神社が一時この頂に遷座されたと言います。日本書紀に登場する大和朝廷の東北平定の歴史の一こまが会津盆地を眼下に収めるこの地で繰り広げられていたのでしょう。

 山名表示をチェックするとパノラマ写真に山名を表示します。


山名表示 ※クリックすると山名を表示・非表示します。
稜線から見上げる博士山(PanoramaMakerで作成)

道海泣き尾根の登山口は雑木林の中にポツンと道標が建っているだけの目立たないところです。少し下に数台の駐車場、その下には数十台が停まれる大きな駐車場とトイレがありました。

 

山行の記録

 コースタイム詳細

道海泣き尾根登山口(10:00)~(0h10m)~道海泣き尾根取付点(10:10)~(0h10m)~970m付近(10:20/35)~(0h45m)~1240m付近 11:20/30~(0h15m)~尾根分岐(11:45)~(0h45m)~博士山山頂(12:30/13:20)~(0h50m)~尾根分岐(14:10)~(0h30m)~1175m付近(14:40/15:00)~(0h45m)~大谷滝尾根登山口(15:45)~(0h15m)~道海泣き尾根駐車場(16:00)

 

 道海泣き尾根登山口~(道海泣き尾根)~尾根分岐~博士山

この登山口にもQRコードを利用した登山届の案内板がありました。しかしAUの携帯電波は不安定で結局登山届をメールで提出することは出来ませんでした。

登山道は雑木林の暗い沢を登り始めます。しばらくすると道海泣き尾根の取り付き点です。ここからは固定ロープが張られた急坂が始まります。

道海泣き尾根の登山口
登山口にはQRコードの登山届
道海泣き尾根の取り付き点
固定ロープが張られた急坂

徐々に傾斜を増す急坂にはアルミの梯子、木の根や岩角につかまりながらの急な登りが続いています。赤や黄色に色付いた梢の先からは紅葉の中に白い岩壁がそそり立つ支尾根が見え隠れしています。

さらに木の根につかまりながら急坂を登って行きます。しばらく登った大きな岩の下にしゃくなげ洞門、左手に社山へと向かう稜線が近付いてくると稜線分岐にたどり着きました。

アルミの梯子もあります
紅葉に包まれた登山道
木の根をつかまりながらの急坂
しゃくなげ洞門
紅葉の先にそそり立つ岩壁
細くなった尾根の登り

ここからは道を左に、緩やかに尾根道を登って行きます。細くなった稜線は岩壁の上を歩いているようで左手は沢に向かって切れ落ちていました。

たどり着いた尾根分岐
見上げる紅葉の社峰
細い稜線を登って行きます
小さな岩場を回り込み
紅葉に包まれる登山道
細い稜線は左手が切れ落ちた岩壁の上

社峰への登りも紅葉に包まれた稜線歩きです。思いのほか急な登りに汗を流した社峰の頂からは、赤茶けた紅葉を纏った博士山の山頂が指呼の間に眺められます。

社峰への登りも紅葉の中
社峰から眺める博士山の頂
山頂には1等三角点と山頂標識
磐梯山などは霞の中

たどり着いた博士山の山頂は小さな広場と言ったところで、中央には角が補修された1等三角点、壊れた山頂標識が石の上に置いてありました。真っ青に晴れ渡った秋空ですが山頂からの展望はあまり良くありません。気温が上がっているのか磐梯山や猪苗代湖も霞みの中にその姿を隠していました。

 博士山~尾根分岐~(近洞寺尾根)~大谷滝尾根登山口~道海泣き尾根登山口

下山は近洞寺尾根を下り車を停めた道海泣き尾根の登山口に戻ることにしました。下りは紅葉が綺麗に見えるとは昨日の甲子山で聞いた話ですが、午後の明るい日を浴びる真っ赤なカエデ、赤茶けているものの山肌を包むように燃えるブナの紅葉はこの秋最高の眺めと言えるでしょう。

大きな立ち枯れのブナにたくさんのキノコが生えています。キノコは詳しくはないものの猛毒のツキヨタケ。キノコ中毒の半数はツキヨタケと言われるようにシイタケやヒラタケと間違いやすいキノコです。キノコの足が笠の片隅に付いていること、夜になると青白く光ることが見分けるポイントとか。

山頂から下り始めます
立ち枯れたブナにたくさんのキノコ
紅葉の登山道
紅葉の登山道

博士山の山頂を振り返りながらたどり着いた尾根分岐。ここからは1266mのピークに向かって小さく登り返すことになります。ピークの先には近洞寺跡の道標がありました。地震で倒壊したと言う古いお寺と言う記述もあるようですが詳しい話は判らないようです。

ここからも雑木林の尾根道を下って行きます。固定ロープなどはないものの思いの外急な下りです。下るにつれ雑木林は真っ赤なカエデから茶色のブナやホオノキ、黄緑色のオオカメノキなど目立つようになります。

紅葉の登山道
振り返る博士山
近洞寺跡の道標
黄色い紅葉に代わる登山道

やがて登山道は東に向きを変え右手の山肌を下って行くようになります。1/25000地形図では尾根通しに大谷滝尾根を下っているようですが登山道が付け直されているようです。幾分緩やかになった雑木林の中をジグザグを切り中ら下って行きます。

やがて登山道は小さな沢へと下って行きます。浅い沢をしばらく下ると林道にたどり着きました。現在は通行止めとなっているようですがこの先新しい道路が造られているとか。しばらくすると博士山へのアプローチも変わってくるかもしれません。

落ち葉をかき分けながら下って
小さな沢にたどり着きます
林道にたどり着きます
低い秋の日を浴びる社峰の紅葉

ここからは車を停めた道海泣き尾根の登山口への車道歩きです。目の前には低くなった日の光を浴びる博士山。紅葉に染まった社峰の山肌には切り立った岩壁がそそり立っていました。

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