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あの頂を越えて

山行記録

~山頂からの展望、出会った花などの記録~

あの頂を越えて

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~山行記録:山頂の展望、出会った花~

 氷ノ山~山頂周辺には湿原が広がる中国地方第2の高山~ 


標高
氷ノ山 1,509.8m
山域
近畿
登山日
2006年11月3日(金)
歩行時間
登り1:45、下り1:25、合計3:10
歩行距離
5.3km
標高差
584m
累積標高差
+643m、-643m
登山口
氷ノ山キャンプ場mapon
登山コース
氷ノ山キャンプ場 ~0:45→ 氷ノ越 ~1:00→ 氷ノ山 ~0:50→ 氷ノ越 ~0:35→ 氷ノ山キャンプ場
コースmap
氷ノ山 氷ノ越コース
氷ノ山 氷ノ越コース

 

兵庫県と鳥取県の県境に位置する氷ノ山は大山に次ぎ中国地方で第2の標高を誇る山です。日本海に近いこともあり冬場は人を寄せ付けない豪雪の山。そのためもあって山頂付近には中国地方の山には目面しい湿原が発達し、たくさんの花が咲く山としても有名です。

登山道は兵庫県側からブン廻しコース、氷ノ越コース、流れ尾コース、大段ヶ平らコース、東尾根コース、鳥取県側から氷ノ越コース、仙谷コース、三ノ丸コースなどたくさんのコースが開かれているようです。今回は比較的楽そうな氷ノ山キャンプ場から氷ノ越コースを利用し山頂を目指すことにします。

山行の記録

 氷ノ山登山口~氷ノ越~氷ノ山山頂

若桜町から国道483号線をしばらく上って行くと氷ノ山ふれあい館響きの森。目指す登山口はしばらく登ったキャンプ場の傍らにあります。大きな駐車場にはすでに数台の車が停まっていました。やはり関西や鳥取ナンバーの車が多いようです。

 山名表示をチェックするとパノラマ写真に山名を表示します。


山名表示 ※クリックすると山名を表示・非表示します。
氷ノ山から眺める北西方向の展望(PanoramaMakerで)

登山道は暗い杉林の中をジグザグに登って行きます。道の脇には微電流が流れている細いワイヤーロープが張ってありました。この付近も猪や熊などが山里に下りてきているのでしょうか。昨夜は霜が下りたのでしょうか登山道はぐっしょりと濡れていました。氷ノ山は高山植物の多い山としても有名ですが、この時期ともなると登山道の脇には目立った花も咲いていません。この山道はかって伊勢街道としてたくさんの旅人が登っていった道と言います。トンネルなどのなかった時代には険阻な谷沿いの道を行くよりは、比較的なだらかな稜線や峠を越える道が多く利用されていたようです。ジグザグに登りを繰り返すと目の前に大きな岩がそびえていました。登山道はこの岩の傍らを巻きながら氷ノ越に向かって登っていきます。

氷ノ山キャンプ場
大きな岩峰がそそり立つ氷ノ越

たどり着いた峠は不動滝から登って来る道を合わせるところで、小さな非難小屋も建っていました。ここから右手は氷ノ山の山頂。左手は赤倉山を経て高丸山、鉢伏山へと心地良さそうな尾根道が続いています。しかし大雨のため途中で崩壊したところがあり現在は通行止めと言います。

氷ノ越えからは明るい稜線歩きが始まります。目を上げると逆光を浴びて氷ノ山の山頂が見えています。しばらくブナなどに覆われたなだらかな稜線を進んで行くと小さな登りが始まります。さらにしばらく登ると右手に仙谷へと下って行く道が分かれています。ここからひと登りすると目の前にコシキ岩と言う岩が現れます。高さ10メートルほど。前を歩いていた若者たちはこの岩を登っていったようです。登山道はコシキ岩の脇を巻きながらジグザグに山頂を目指して登って行きます。この付近の登山道は環境庁と鳥取県が整備をしているようで、真新しい木道や階段などが整備されていました。

氷ノ越え
登山道から眺める氷ノ山の山頂
仙谷別れの分岐点
見上げるようなコシキ岩

明るい稜線の中をジグザグに登って行くと広く開けた氷ノ山の山頂です。すでにたくさんの人が山頂でお弁当を広げていました。我々も山頂の一角でピクニックシートを広げお弁当です。大段ヶ平から登ってくる道はあまり急なところもないのでしょうか、マウンテンバイクに乗った若者も登ってきました。

山頂で出会った単独行の男性は名古屋の人とか。サッカーファンで明日鳥取で開かれる試合の応援に行く途中とか。話ではこの近くの三徳山に投入堂というお堂があるとか。かなり急な断崖の中に建っているようで一見の価値があると言います。機会があれば訪ねてみたいものです。

氷ノ山はその名が示すように雪の多い山のようです。非難小屋も冬季には2階からの出入りを余儀なくされるようで、二階の窓に向って梯子が付けられていました。山頂は中国地方では珍しい湿原になっているようです。しかし乾燥化が進み今は笹の原と言ったところ。それでも花の時期には色々な花を見ることが出来るようです。真っ青に晴れ渡った青空の下、山頂からは広い展望を楽しむことが出来ます。しかし生憎、薄い靄に包まれ目の前の鉢伏山や高原スキー場は見ることが出来るものの遠くの山々は望むことが出来ませんでした。

避難小屋の建つ氷ノ山の山頂
氷ノ山から眺める鉢伏山と高原スキー場
明るい稜線に続く登山道
山頂から眺める南方向の展望

 氷ノ山山頂~氷ノ越~氷ノ山登山口

山頂で昼食をしたのち登山口へ戻ることにします。最初の予定では下山道は仙谷に下る道を選ぶつもりでしたが、キャンプ場まで車を持ってきたため仙谷の登山口から登り返すことになりそうです。今日は大人しく往路をたどり登山口に戻ることにします。

今年は暖かい日が多かったためか例年では紅葉の最中という時期にもかかわらず、山の色付きは今ひとつ。それでも読売旅行が企画したツアー登山の一団が息を切らせながら山頂を目指していました。やはり平日のためかお年寄りが多いようでしたが総勢48名とか、さらに下って行くとまた違うツアー登山の一団も登ってきました。この山は平日にもかかわらずハイカーで賑わう山のようです。

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