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あの頂を越えて

山行記録

~山頂からの展望、出会った花などの記録~

あの頂を越えて

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~山行記録:山頂の展望、出会った花~

 三方分山~精進湖の湖畔に頭をもたげる富士山の好展望台~ 


標高
三方分山 1,422.0m
山域
富士山周辺
登山日
2005年4月28日(木)
歩行時間
合計 5:00
歩行距離
7.4km
標高差
505m
累積標高差
742m、-742m
登山口
パノラマ台入り口駐車場mapon
交通機関
 河口湖ICから18km
登山コース
パノラマ台登山口 ~1:30→ パノラマ台 ~1:50→ 三方分山~0:40→ 女坂峠 ~1:00→ パノラマ台登山口
コースmap
三方分山 登山コース
三方分山 登山コース

 

精進湖の湖畔には三方分山という変わった名前の山があります。八坂、精進、古関の三村が境にするところから名付けられたものと言います。三方分山はまた甲斐と駿河を結ぶ交通の要衝として古い歴史を伝える女坂峠が通る山です。富士山の好展望台としてガイドブックなどにも紹介されているパノラマ台から三方分山に登り、女坂峠へと結ぶ明るい尾根道に、富士山の展望と春の花を楽しんでみました。

山行の記録

 精進湖~パノラマ台

精進湖の湖畔に車を停め、パノラマ台入り口の大きな看板が立つ登山口へ。ここからは雑木林の中の登りが始まります。赤土に覆われた坂道には春の野原でお馴染みのタチツボスミレ、イカリソウもピンクの花を付けています。やがて登山道は小さなコブを巻くように稜線を目指して登って行きます。まだ芽吹きが始まったばかりの稜線を彩る白いアセビの花。彼方此方に咲くヤジオツツジが春の始まりを教えています

やがて登山道は小さな頂きを巻き、根子峠にたどり着きました。ここで道を左に。明るい雑木林に覆われた稜線を登って行くと広く開けたパノラマ台にたどり着きました。ここからは360度の大パノラマが広がっています。正面には青木ヶ原の樹海の上にそびえる富士山。左手には釣り船やレジャーボートを浮かべる小さな精進湖、振り返るとこれから向かう三方分山の急峻な山頂。それから連なる稜線は王岳、十二ヶ岳などの山々です。更にその奥には大菩薩嶺がそびえているいるはずですが、春霞に包まれその姿を見せてくれません。右手に目を移すと本栖湖。湖畔の小高い頂は竜ヶ岳と雨ヶ岳です。

パノラマ台から眺める富士山
青い水をたたえた精進湖
霞む本栖湖と竜ヶ岳
明るく開けたパノラマ台

 パノラマ台~精進峠~三方分山

パノラマ台からは三方分山に向かうことにします。小さなコブが続く尾根道は登っては下りまた登り返すなかなか疲れる道です。やがて右手に精進湖に下っていく道を分けると精進峠。ここからも幾つかの小さなコブを越えて行きます。やがて木の根につかまりながら山頂直下の急な坂道に息を弾ませると、木立に覆われた三方分山の山頂にたどり着きました。正面の立ち木は広く伐採され、目の前には青い水をたたえる精進湖と白い雪を被った富士山。大きな稜線を広げすくっとそびえ立つその姿はなかなか素晴らしいものです。この山頂からは昨年の春先に登った蛾ヶ岳への縦走路が続いているようです。三ツ沢峠、八坂峠、折門峠などの峠道を越える道は十数キロの行程とか。ガイドブックにも紹介されている道ですが歩く人は少ないようです。

 三方分山~女坂峠~精進湖

三方分山からは女坂峠に向かうことにします。山頂からは雑木林の山肌をジグザグに下る急な坂道が続いています。しばらく急な坂道を下って行くと登山道は小さなコブに向かって登り返すことになります。

やがて古関から登ってくる道を合わせると女坂峠です。阿難坂とも言われるこの峠は、駿河と甲斐を最短で結ぶ中道往還の要衝として開かれたところとか。甲斐国誌によると武田信玄や徳川家康など戦国時代の武将も軍用道路としてこの道を利用したと言います。また江戸時代になると伝馬制が整備され、駿河の塩や鮮魚がこの峠を行き来たと伝えられています。道端には古い歴史を語るかのように、首の落ちた地蔵尊が立っていました。

稜線から眺める精進湖と富士山
三方分山から眺める富士山

女坂峠からは、精進湖に向かって下って行くことにします。道端にはミネザクラが可憐な花を付けていました。よく踏まれている広い道は、昔の峠道だけあって歩き易い道です。道端には古い石垣の跡なのか、崩れかけた石積みが残っていました。やがて幾つかの堰堤を越えると、茅葺き屋根の家が建つ精進湖の集落です。今この付近は桜の花が満開を迎えています。白いソメイヨシノに混じりピンクの枝垂れ桜が遅い春の本番を教えていました。ここからは舗装された湖畔の道路を駐車場まで。精進湖の上には霞んだ富士山がそびえていました。

山で出会った花たち

三方分山の登山道に咲くスミレはお馴染みのタチツボスミレ、このほかエイザンスミレやアケボノスミレも咲いていました。アケボノスミレは葉より先にピンクの花が咲くスミレとか。また大きな葉を付けたスミレはナガバノスミレサイシンでしょうか。

 登山道に咲く桜はミネザクラか
 精進湖の湖畔には枝垂桜

 

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