topimg

あの頂を越えて

山行記録

~山頂からの展望、出会った花などの記録~

あの頂を越えて

homeBtn backBtn

~山行記録:山頂の展望、出会った花~

 霧ヶ峰(車山)〜八島ヶ原湿原から車山を続く明るいハイキングコース〜 


標高
物見岩 1,920m、蝶々深山 1,836m、車山 1,925m
山域
霧ヶ峰・美ヶ原
登山日
2004年5月28日(金)
歩行時間
合計 4:20
歩行距離
10.9km
標高差
305m
累積標高差
491m、-491m
登山口
mapon八島ヶ原湿原
交通機関
 
登山コース
八島ヶ原湿原 −1:10→ 物見岩 −0:30 → 蝶々深山 −0:20→ 車山湿原分岐 −0:15 → 車山 −0:30 → 車山登山口 −1:35 → 八島ヶ原湿原
コースmap
霧ヶ峰 登山コース
霧ヶ峰 登山コース
 

霧ヶ峰高原は八ヶ岳の北側に広がる広大な高原で、最高峰の車山からは南に八ヶ岳連邦、北に北アルプスの峰々などを展望できる高原です。その真中を霧ヶ峰ビーナスラインが通ることから、観光地として賑わうところです。

数年前、リフトを乗り継いで車山の山頂から八ヶ岳の展望を楽しんだり、八島ヶ原湿原の散策を楽しんだりしたことがありましたが、登山の対象としてこの高原を訪ねるのは、鷲ヶ岳にレンゲツツジの花を愛でに行った時以来です。

山行の記録

 八島ヶ原湿原〜物見岩〜蝶々深山

八島ヶ原湿原の駐車場に車を停め、木道の敷かれた湿原を歩き始めます。広く開けた湿原は乾燥化が進み、水芭蕉など湿原の花はまったく見えません。所々にコバイケイソウが緑色の葉を出しているだけです。

木道をしばらく進むと奥霧ノ小屋のキャンプ場です。ここまでは車が入れるようですが、牧舎のような小屋があるだけです。道端には「山小屋の灯火」の歌碑が建っていました。歌詞は知っているものの、ここ霧ヶ峰と「山小屋の灯火」はどのような関係なのでしょうか。

ここからは湿原を離れ、明るい尾根道を物見岩に向かって登り始めます。もう数週間もするとレンゲツツジが咲き乱れると言う斜面も、今は枯れた草原に包まれているだけです。しばらくジグザグを繰り返すと広く開けた物見岩。振り返ると目の前には大きな八島ヶ原湿原。その向こうには鷲ヶ峰の小高い頂がそびえています。

木道の先に霧ヶ峰の山々が広がっています
車山から眺める雲を巻き上げる蓼科山

物見岩からは広い草原の中を緩やかに登って行きます。車山から下りてきた中学生の集団が下ってきました。学校の登山遠足のようでこれから鷲ヶ峰へ向かうとか。先生に言われているのでしょうか、合う人ごとに元気に挨拶をしていました。しばらく登った小さなコブが蝶々深山です。ここにも女子生の一団が休息をしていました。

 車山湿原〜車山

蝶々深山からは石の多い登山道を下って行きます。目の前に広がる湿原は車山湿原。この湿原が形成され始めたのは今から1500年前とか。標高1,770mの傾斜面に広がるため、他の湿原にはない植物を見ることができると言います。

小さく登り返したところが車山乗越です。車山のリフト乗り場から登山遠足の一団が登ってきます。あまりきつい所もなく登山遠足にはちょうど良い山なのか、今日この山で出会った学校は3校目。かなりたくさんの学生がこの山を訪れているようです。冬になるとこの付近一帯はスキー場になるようで、人工降雪機が道端に置かれていました。急な砂利道はスキー場の施設保守道路のようで、山頂まで急坂が続いています。途中から道を左に。ショウジョウバカマの花が咲く斜面に付けられた急な階段をひと登りすると、ほどなく車山の山頂です。

車山から眺める八島ヶ原湿原
乾燥化が進んだ八島ヶ原湿原

標高1,920メートルの山頂は強い風が吹き抜けています。目も前には雲を被った蓼科山、それから連なる稜線は横岳、茶臼山、縞枯山など。その先には中山なども見えているようですが雲に霞み展望は今ひとつ。以前この山に登ったとき、はるかに眺めた富士山は望むべくもない状態です。強い風の吹き抜ける山頂のベンチに腰を下ろし昼食としました。リフトが登ってくる山頂は観光客も多く、小さな子供を連れた家族連れがお弁当を広げていました。

 車山ノ肩〜旧御射山(きゅうみさやま)〜八島ヶ原湿原

昼食の後、車山登山口へ下っていくことにします。明るく開けた草原をたどる道はニッコウキスゲが咲くところとか。しばらく下ると車山の駐車場です。駐車場脇の土産物屋に立ち寄りお土産を買い求めることに。近くの牧場の牛乳なのか、アイスクリームは中々の美味です。

ここからは沢渡へ明るい草原の斜面を下って行きます。途中には御射山遺跡があります。平安時代から江戸時代まで御射山神事が行われていた跡で、わが国最古の競技場の跡とか。大きな石碑が建っていますが、近くに小さな社が祭られているだけです。

ここからは八島ヶ原湿原の渕をめぐる木道が続いています。木道の脇に目をやると小さな春の花が咲いていました。途中で出会った自然監視員の腕章を付けた老夫婦に聞くと、黄色い花はミツバツチグリ。同じ黄色い花にはキジムシロがあると言います。その違いは葉先にあり、三枚の葉が出ているのがミツバツチグリ。花の形でその違いは見分けられないと言います。しばらく木道をたどると、車を停めた八島ヶ原湿原の駐車場です。

Panorama
車山から眺める雲を巻き上げる八ヶ岳 (カシミールで)
車山から眺める美ヶ原 (カシミールで)
写真をクリックすると大きな写真を表示します。
その他のコース・山行記録
TAG:筑摩
 山行記の訪問者数 今月:78件 累計:3287件
 Back