羽村草花丘陵~かたらいの道歩き~ 


標高
大澄山(だいちょうざん)192m、浅間岳235.1m
山域
多摩・武蔵野
登山日
2024年5月10日(金)、晴れ、24℃
歩程
行動時間 3:50、歩行時間 2:50
歩行距離
7.2km
標高差
128m
累積標高差
+270m、-270m
登山口
玉川上水新橋mapon
交通機関
 玉川上水新橋駐車場
登山コース
玉川上水新橋~永田橋~大澄山~朝日山妙見堂~浅間岳、羽村神社~羽村堰下橋~玉川上水新橋
コースmap
羽村草花丘陵(GoogleEarthで作成)

 

 コースタイム


玉川上水新橋10:25~永田橋10:35~大澄山10:55/11:10~大澄山三角点11:20/25~朝日山妙見堂11:55~浅間岳12:25/13:05、羽村神社13:10~羽村堰下橋13:40~玉川上水新橋14:15

 

 玉川上水新橋~永田橋~大澄山~朝日山妙見堂~浅間岳


多摩川の右岸に続く丘陵には羽村草花丘陵と呼ばれるハイキングコースがあります。かつて「かたらいの道」として整備行われたところで、多摩川に沿った低い丘陵丘陵歩きが楽しめるところです。

玉川上水の新橋近くのパーキングに車を停め永田橋へ、橋の上からは緩やかに流れる多摩川に沿って低い尾根が見えていました。

永田橋の下を流れる多摩川
永田橋交差点を右に

永田橋から道を右に、住宅地の中の坂道を登ると慈勝禅寺の山門です。ここからは雑木林の尾根道が始まります。丸木の階段をひと登りすると大澄山の山頂にたどり着きました。大きな東屋の先には多摩川を挟んで都心のビル群が見えているようです。

慈勝禅寺の山門
羽村草花丘陵コースの案内板
木の階段を大澄山へ
大澄山山頂に東屋

大澄山の山頂からは雑木林の尾根道が始まります。色を濃くし始めた尾根道にはマルバウツギの花が目立ちます。風に乗って漂う甘い香りはエゴノキでしょうか。

雑木林のハイキングコース
登山道から離れたピークに三角点

ハイキングコースからわずかに外れた小さなコブには3等三角点がありました。低山には良くありがちですが、あまり人が入っていないものの幾つもの枝道がありました。

ハイキングコースは竹林の中に続いています。この時期はタケノコの季節、林の中にはすでにタケノコを掘った後、すでに2メートルほどにも伸びてしまったタケノコもありました。孟宗竹は1日数センチ、ピーク時には1日1メートルも伸びた記憶があると言います。

竹林の中に道が続いています
笹藪に覆われた道を通り
県道を超えると急な登り
ゴルフ場の先には雪を被った富士山

やがて道は羽村大橋から登ってくる県道を越えます。ここからは竹林の中の急な登りです。ほどなく視界が開けると立川カントリークラブの傍を登って行く整備された道になります。ゴルフ場の先には白い雪を被った富士山がそびえていました。

朝日山妙見堂の鳥居から石段を登って行くと廃寺となった妙見堂の祠址です。祠の前には妙見信仰と将門伝説のコピーが置かれていました。妙見信仰は北極星を神格化してた妙見菩薩に対する信仰です。平安時代の末期、下総の千葉氏は源平の合戦や奥州の合戦で大きな功績を上げ鎌倉幕府屈指の御家人になりました。千葉氏は妙見を武士団の軍神とし一門の結束を図ったと言います。2012年ごろのネット上の記事では鳥居の先にお堂があったようですが御手水場と古い石積みが残っているだけです。妙見堂の由緒などについて知るすべはないようでした。

朝日山妙見堂の鳥居
廃寺となったようで祠址
御手水場もありました
ゴルフ場脇にハイキングコース

やがて道はゴルフ場に沿った整備されたハイキングコースになります。視界が開けると多摩川の先に都心のビル群、青空の下にはスカイツリーの尖塔も見付けることができます。

ゴルフ場の策に沿った道をしばらく登ると浅間岳の山頂です。目の前の道は小作へと下る道のほか満地峠を越え二ツ塚峠、あかぼっこへと続いていると言います。

展望の先には都心のビル群
ゴルフ場脇にハイキングコース
浅間岳山頂には東屋
近郷の人が清掃などをしているようです

羽村側から浅間岳に登るほうが歩きやすいのか思いのほかたくさんの人が登っていました。我々は東屋のベンチに腰を下ろしお弁当にしました。

 

 浅間岳~羽村神社~羽村堰下橋~玉川上水新橋


浅間岳からは多摩川沿いに福生に戻ることにします。山頂直下には羽村神社が祀られています。境内は絶壁の上にあり、目の前には多摩川の流れ、その先には羽村や小作の町並みが広がっているようです。

浅間岳直下に羽村神社
羽村神社の案内板
切り立った断崖の上からは多摩川の流れ
沢沿いの道を下って行きます

羽村神社からは沢沿いの道を下って行きます。幾つかの堰堤を超えると市街地、旧田村家の長屋門が建っています。その先は羽村市郷土博物館とか、あまり訪れる人もいないようでひっそりとしていました。

旧田中家の長屋門
牛枠は治水工事の跡

ここからは多摩川の堰堤の上を歩いて行くことになります。目の前は牛枠と言う治水工事の跡とか、重機などもない時代の治水には多くの労力と知恵が必要であったのでしょう。ここでは堤防に植えた河畔林と川原石を利用して牛枠が作られたと紹介されていました。

やがて道は羽村堰堤下橋で左岸にわたります。目の前の羽村堰堤からは玉川上水が分かれています。

羽村堰堤下橋は人道橋
羽村取水堰
海から53km
玉川上水の新橋

玉川上水は江戸時代上水道として掘削されてもので、羽村から四谷まで43キロメートルの露天掘り水道です。一部の区間は東京都水道局で現役の水道として利用されていると言います。標高差は92メートル、満足な測量機器もない時代に武蔵野の尾根筋を選んで引かれた水道工事はさぞ大変であったのでしょう。

やがて道は多摩川の河川敷から玉川上水沿いの道を歩くようになります。車の流れも多い舗装道をしばらく歩くと車を停めた新橋にたどり着きました。

標高はわずかに200メートルほど、小さなアップダウンはあるものの気楽なハイキングコースは春先や秋にはお勧めのコースです。時間があれば玉川上水や浅間岳から満地峠を越え二ツ塚峠へと続く道も歩いてみたいものです。

 

 羽村草花丘陵で見られた花


羽村花木丘陵にはたくさんの春の花が咲いていました。すでにサクラやツツジの季節は終わりウツギの花が咲いていました。

多摩川の河川敷も春の花が咲くところです。すでに花の時期は終わりかけていましたがたくさんのヤセウツボが生えていました。ヤセウツボは地中海現在の寄生植物で外来生物法で要注意外来生物に指定されています。シロツメクサなどマメ科の植物に寄生すると言います。

 

 コース GPSmap


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