御岳渓谷~紅葉が始まった渓谷~ 


標高
御岳渓谷
山域
奥多摩
登山日
2023年11月8日(水)、晴れ、19℃
歩程
行動時間 4:10、歩行時間 1:45
歩行距離
5.0km
標高差
10m
累積標高差
+145m、-145m
登山口
御嶽駅mapon
交通機関
 御岳交流センター駐車場
登山コース
御嶽駅~楓橋~寒山寺~御岳トンネル~玉堂美術館~御岳苑地東屋~神路橋~ぎん鈴~御嶽駅
コースmap
御岳渓谷(GoogleEarthで作成)

 

 コースタイム


御嶽駅10:10~東屋10:30/40~寒山寺11:10/15~鵜瀬橋~御岳トンネル~玉堂美術館11:50~御岳苑地東屋12:20/40~神路橋12:55~ぎん鈴(黒蕎麦)13:05/55~御岳駅14:20

 

 御岳渓谷


温暖化の影響により暑かった夏も終わり、紅葉の季節がやってこようとしています。少し早いようですが御岳渓谷の秋を求め、山仲間との軽いハイキングです。

御嶽駅前で集合、御岳橋近くの坂道を下ると御岳渓谷の遊歩道が始まります。よく整備された遊歩道は小沢酒造近くの休憩所を目指して下って行きます。

御嶽駅
御岳渓谷に遊歩道
緩やかに下る遊歩道
お山の杉の子の歌碑

途中には童謡・お山の杉の子の歌碑が立っています。「むかしむかしの そのむかし椎の木林のすぐそばに・・」は吉田テフ子/サトウ・ハチローの作詞とか、戦争時代の童謡で、戦後歌詞を変更して歌われたと言います。歌碑には歌手の一人安西愛子の名前、この動揺は奥多摩で作曲されましたと紹介されていました。

紅葉が始まった御岳渓谷
紅葉が始まった御岳渓谷
渓谷に映える紅葉
楓橋で川を渡り

小澤酒造の前の橋は楓橋、紅葉が始まりかけた吊り橋を渡ると寒山寺です。「月落ち烏啼いて霜天に満つ 江楓漁火愁眠に対す 姑蘇城外の寒山寺 夜半の鐘声客船に到る」は有名な張継の漢詩です。明治の書家、田口米舫が中国を訪れたとき寒山寺の主僧の祖信師より釈迦仏木1体を託されました。その後、小澤酒造の小澤太平氏の協力によってここに寒山寺が建立されたと言います。

石段を登った堂にはたくさんの花の天井絵が描かれていました。また来訪した寒山寺の僧の写真も掲げられていました。

寒山寺への分岐
石段を上ると寒山寺
寒山寺の扁額を掲げる本堂
中国の寒山寺から住職が訪れたとか

ここからは多摩川に沿った遊歩道を上って行きます。川ではカヌーを楽しむ若者、川沿いの岩ではボルダリングを楽しむ若者がいます。御岳駅でボルダリングマットを担ぐ若者を見ることがありますがその行先はこの周辺の岩場だったようです。

川沿いの遊歩道は途中で通行止め、急坂を上り御岳トンネルを通り玉堂美術館へと巻いて行くことになります。杣の小橋を過ぎると御岳苑地です。苑地の東屋に腰を下ろし始まった紅葉を染むことにしました。

急坂を上り御岳トンネルへ
玉堂美術館へと下って行きます
御嶽橋の下をくぐり
杣の小橋を越え

御岳苑地の先は発電所の排水口、歩く人も少なくなった遊歩道はやがて神路橋にたどり着きます。左手は御岳山の赤い鳥居に続くところです。ここからは対岸に渡り御岳駅へ、途中から急坂を登るとお蕎麦屋さんです。

御岳苑地は紅葉が進んでいます
神路橋を渡り
川には釣り堀などもあるようです
遊歩道から急坂を上り

店の御主人が北海道に縁があるのでしょうか、この時期は登別温泉の黒そばがお勧め言います。北海道には幌加内や音威子府など、お蕎麦で有名なところがありますが登別のお蕎麦は初めてです。確かに真っ黒な蕎麦は美味でした。

ぎん鈴で黒そば
黒そばの野菜天ぷら
とろろそば
たどり着いた御岳駅

まだ本格的な紅葉まではしばらくと言ったところです。奥多摩の気軽なハイキングを楽しめた一日でした。

 

 コース GPSmap


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