大栄山東樹院多聞寺 


 寺社の種類:真言宗智山派の寺院
 創建の時期:-
 本尊:不動明王
 札所:玉川八十八ヶ所霊場27番、川崎七福神の毘沙門天
 所在地:神奈川県川崎市中原区宮内1丁目11-1
 訪問日:2024年1月6日

 

天正年間(1573~1592年)頃に石井源左衛門が中興したと言います。かつては多摩川寄りにあったものの、洪水で被災し当地へ移ったとされています。

東樹院の山門
水子地蔵堂
水子地蔵
毘沙門天堂
六地蔵
境内に弘法大師
東樹院の本堂
東樹院の本堂
本堂の扁額
庭園に布袋さん

山門の傍には水子地蔵堂があります。亡くなった子を悼むのかたくさんの石仏が祀られていました。

関連記録・コース

 真言宗豊山派(しんごんしゅうふざんは)

真言宗の新義真言の一派。総本山は奈良桜井市の長谷寺。真言宗智山派と同じく覚鑁(かくばん)を開祖とする。織田信長のため根来寺を追われた専誉(せんよ)が一派を形成した。

 

 不動明王(ふどうみょうおう)

五大明王・八大明王の主尊。悪魔を下し仏道に導きがたいものを畏怖せしめ、煩悩を打ちくだくと言います。

忿怒の姿で火焔の中にあり、右手に剣、左手に索縄を持ち、心の内外の悪魔をはらうとされています。

 

 真言宗智山派(しんごんしゅうちざんは)

真言宗の新義真言の一派。宗祖覚鑁(かくばん)は真言宗の教義に念仏を加味し、高野山の大伝法院にあって布教に努めた。その教勢が高野本山をしのいだため紛争を生じ1140年円明寺を開いて分立した。

 

 覚鑁(かくばん)・興教大師

平安後期の真言宗の僧(1095~1144年)高野山に大伝法院、密厳院などを建立し、金剛峰寺とともに座主を兼ねたが一山の反対にあい根来に移った。新義真言宗の開祖、伝法院流の祖。

 

 専誉(せんよ)

真言宗豊山派の祖。紀伊根来寺の玄誉(げんよ)、頼玄(らいげん)に師事。天正13年豊臣秀吉の根来攻めにあい高野山にのがれる。15年豊臣秀長にまねかれ大和長谷寺にはいりった。

 

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