神奈川の台と茶屋 


 観光地の種類:史跡
 所在地:神奈川県横浜市神奈川区台町11-1
 訪問日:2023年4月20日

 

神奈川宿の台と呼ばれた一帯は神奈川湊を見下ろす景勝地でした。現地の案内板によると東海道膝栗毛では「ここは片側に茶店軒をならべ、いずれも座敷二階造り、欄干つきの廊下桟などをわたして、浪うちぎわの景色いたくよし・・。茶店女の声に引かれぶらりと立ち寄り、鯵をさかなに一杯ひっかける・・」と言います。

神奈川宿の田中屋
神奈川宿の案内板
神奈川宿の案内板

当時から続く料亭が文久3年(1863年)創業の田中屋で、安藤広重の東海道五十三次に櫻屋と描かれていると言います。

また田中屋には坂本龍馬の妻、おりょうが働いていたと言います。明治7年、勝海舟の紹介で働き始め、英語が話せ、月琴も引くことができ外国人の接待には重宝していたと言います。

 

 訪問者数 今月:5件
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