スゲに似た花 

アシボソスゲ
分布:本州(中部以北日本海側)
生育:高山帯の草地
特徴:葉の幅は3~6mm、柔らかく先端が垂れる。小穂は細い枝先に付き茶褐色で垂れ下がる。
アブラガヤ
分布:北海道・本州・四国・九州
生育:平地や山地の湿地
特徴:稈は硬く高さ1~1.5m、断面は鈍3稜形、葉幅は5~15mm。花序は頂生および側生し茶褐色の小穂を多数付ける。
イソヤマテンツキ
分布:本州(関東、北陸以西)・・・・
生育:海岸付近の草地
特徴:茎は細く直立、1~8個の小穂を付ける。葉は茎より短い細い線形。
エゾノコウボウムギ
分布:北海道・本州(岩手・秋田)
生育:海岸の砂地
特徴:葉鞘が濃い色で茎はつよく三角、ざらつきが激しい。
オオカサスゲ
分布:北海道・本州・九州
生育:山地から亜高山帯にかけ・・・
特徴:頂部には雄小穂が3~7個、下部に雌小穂が2~5個が付く。
オクノカンスゲ
分布:北海道・本州・四国(愛・・・
生育:山地のシイ・カシ帯上部・・・
特徴:葉は5~20㎜やや広く断面がM字型になる。雄小穂はやや棍棒状、雌性で短い円柱形。
カヤツリグサ
分布:本州・四国・九州
生育:道端や田畑
特徴:茎の断面が三角形、茎先に小穂を付ける枝を出す。花序の脇に長い包葉が伸びる。
カンスゲ
分布:北海道・本州・九州
生育:山地の木の陰など
特徴:葉の幅は5~10mm、断面がV字状になることが特徴。良く似たミヤマカンスゲはM字状になる。
コタヌキラン
分布:北海道(南部)・本州(中部以北)
生育:山地、亜高山帯の砂礫地や草地
特徴:花穂はタヌキランより小型
ゴウソ
分布:北海道・本州・四国・九州
生育:
特徴:茎は3稜継、葉は細く3~6mm、茎先に付く雄性の小穂は細長く下部に付く雌性の小穂は六角柱状。
タヌキラン
分布:北海道・本州(中部以北)
生育:山地の水湿地
特徴:葉は10mmほどの広めの線形。花茎に穂状花序を付け、先端に細めの雄性小穂、下に長い柄のある雌小穂を垂れる。
ヒゲスゲ
分布:本州(北陸、関東以西)・・・
生育:海岸の岩場や砂地
特徴:葉は線形、表面には艶がある。先端に雄性の小穂、側に雌性の小穂を出す。
ヒメカンスゲ
分布:北海道・本州・四国・九州
生育:山地など
特徴:葉が細く2~4mm、茎の上部に茶褐色の雄小穂、下部に雌小穂がある、苞の鞘に赤褐色のところのある。
ヒメスゲ
分布:北海道・本州・四国・九州
生育:山地~高山の林内、草地、岩場
特徴:根茎は斜上、茎は細く果期には倒れます。葉は線形、鞘は赤紫色を帯びます。頂小穂は雄性、他は雌性で隣接して付きます。
フトイ
分布:北海道・本州・四国・九州
生育:湖岸や沼沢地
特徴:稈は円柱形で1~2mになる。花茎の先端に幾つかの枝が出てその先に小穂が付く。
ミタケスゲ
分布:北海道・本州
生育:亜高山帯の湿地
特徴:葉は細い線形、細い茎先に星型の小穂を数個付ける。茎上部の小穂は雄小穂で先端に褐色の雄穂を一つ付ける。
ミヤマホタルイ
分布:本州(中部以北)
生育:亜高山帯の湿原や池沼
特徴:花茎は直立し円形、小穂は丸い卵形で先端は尖る。茎の途中から付いているように見える。
メリケンガヤツリ
分布:帰化植物
生育:川原、湿地、草地、道端
特徴:茎は3稜で無毛、花序は7~10個、小穂が集まり球形になる。
ヤチカワズスゲ
分布:北海道・本州・四国・九州
生育:湿原、湿地
特徴:葉は2mm、茎先に3~5個の星状の小穂を出す。ミタケスゲに良く似ているが果穂が小さい。
ワタスゲ
分布:北海道・本州(中北部)
生育:山地の湿原
特徴:茎の葉は葉身がなく葉鞘だけ、茎の先に付く小穂は1つだけ。
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